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音盤博物誌 片山杜秀の本2

Katayama, Morihide

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784903951072
ISBN 10 : 4903951073
Format
Books
Release Date
May/2008
Japan

Product Description

片山杜秀の本2 音盤博物誌(片山杜秀著)
21世紀の真の音楽批評がここにある!

大好評の『音盤考現学』に続く第2弾!
『レコード芸術』の人気連載、堂々の完結篇!
初版限定! 袋とじ付録「カタヤマモリヒデの作り方」付いてます!

岡田暁生さん推薦!
「僕なんか逆立ちしてもかなわない人」
─私は片山さんを誰かに紹介するとき、いつもこう言うことにしている。
 片山さんは異形の文体の持ち主だ。こんなにも凄まじい凝集力をもつ文章には滅多に出会えない。
 ひとつひとつの単語がまるでウェーベルンの音符のように、読者の脳髄の中で次々爆発する。しかもこんな核分裂みたいなセンテンスが、ロッシーニのテンポで機銃掃射されるのだ。そして彼が書いたものを読み終わると ─いつだって音楽が、思想が、社会が、時代が、それ以前とはぜんぜん違って見えてくる。
 かつて福田恒存は吉田秀和のことを「真の音楽批評家の名に値する日本で唯一の人」と呼んだが、僕にとって片山さんは「真に21世紀の音楽批評家の名に値する唯一の人」である。
 岡田暁生(京都大学准教授、中公新書版『西洋音楽史』著者)

328頁
内容
吉田秀和氏も激賞した前作『片山杜秀の本1 音盤考現学』に続く第2弾。
シューベルトを近眼派音楽の夜明けと断じ、金満的ヴィブラートの淵源はクライスラーにありと喝破、信時潔から坂本龍一に至る隠された楽統を暴き出し、ショスタコと恋愛映画の意外な親和性を解明する─
音盤の博物学者・片山杜秀が渡り歩いた傑作・問題作。
『レコード芸術』誌の人気連載「傑作!? 問題作!?」の後半50本を完全収録!

著者プロフィール
片山杜秀(かたやま・もりひで)
音楽評論家、思想史研究者。1963年仙台生まれ。東京で育つ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。専攻は政治学。著書に『片山杜秀の本1 音盤考現学』(アルテスパブリッシング)、『近代日本の右翼思想』(講談社選書メチエ)、共著書に『伊福部昭の宇宙』(音楽之友社)、『日本主義的教養の時代』(柏書房)など。朝日新聞、産経新聞、『レコード芸術』『CDジャーナル』等で音楽評を執筆。『週刊SPA!』に1994年から2003年までコラム「ヤブを睨む」を連載。200枚以上のCDのライナー・ノートを手がけ、またCDレーベル、ナクソスの「日本作曲家選輯」の企画構成を担当。2006年、日本近代音楽研究の業績により、京都大学人文科学研究所から人文科学研究協会賞を受ける。2008年4月より慶應義塾大学法学部准教授。(アルテスパブリッシング )

Content Description

目次 : 〜音盤の博物学者・片山杜秀が渡り歩いた傑作・問題作。 / 『レコード芸術』誌連載の後半50本を完全収録!〜

【著者紹介】
片山 杜秀 : 音楽評論家、思想史研究者。1963年仙台生まれ。東京で育つ。慶應義塾大学大学院法学研究科後期博士課程単位取得退学。専攻は政治学。朝日新聞、産経新聞、『レコード芸術』『CDジャーナル』等で音楽評を執筆。『週刊SPA!』に1994年から2003年までコラム「ヤブを睨む」を連載。二百枚以上のCDのライナー・ノートを手がけ、またCDレーベル、ナクソスの「日本作曲家選輯」の企画構成を担当。2006年、日本近代音楽研究の業績により、京都大学人文科学研究所から人文科学研究協会賞を受ける。2008年4月より慶應義塾大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • takao

    ふむ

  • ニールキャサディ

    音盤考現学も凄かったが、この本も博覧強記に圧倒される。音楽から文化文明批評に話が及び、それも決して恣意的な解釈ではなくきちんと説得力を持って、議論が展開されている。まだまだシリーズ本があるのが嬉しい。菊池成孔が今日本で一番良い文章家とラジオで話していたが、深く同意。

  • Cell 44

    永遠に読んでいられる。

  • ドミニク

    ★★★★☆

  • note103

    おもろい2

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