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玉井 海幸彦と山幸彦

片山清司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784776401872
ISBN 10 : 4776401878
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2006
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

はるか昔の兄弟の神様、海幸彦と山幸彦。つり針をめぐる争いの末、山幸彦は海の中の竜宮へと向かう。姫との出会い、魚たちの踊り、宝物…。「古事記」と「日本書紀」の神話に題材を得た、能「玉井」の物語。

【著者紹介】
片山清司 : 観世流能楽師。1964年、京都府生まれ。父は九世片山九郎右衛門(人間国宝)、祖母に故四世井上八千代、姉は五世井上八千代といった能と京舞の芸能の家に育つ。幼少から父に、長じて故八世観世銕乃亟に師事。5歳で初舞台以来、全国にて様々な演能活動を行う。最近では舞台制作や海外公演のプロデュースも手がける。平成8年度京都府文化賞奨励賞、平成14年度京都市芸術新人賞、平成15年度文化庁芸術祭新人賞を受賞

白石皓大 : 日本画家。愛媛県西条市生まれ。多摩美術大学美術学部日本画科卒業。日本美術院院友。1971年、院展に「倉敷」初出品・入選。以降、院展・春展に出品を続ける。森田曠平に師事。古事記などをテーマとして作品を描き続けている。二人展、グループ展など多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • gtn

    兄、海幸彦はヒール。弟、山幸彦はベビーフェイス。兄のイジメに屈する寸前に、妻、豊玉姫が割って入り、逆転勝利。豊玉姫は、いわば諸天善神。神話は案外、仏法と親和性が高い。

  • 遠い日

    能の演目「玉井」。海幸彦と山幸彦の神話だ。この本では、海幸彦へのあたりが厳しいように思うが、実は山幸彦の自分勝手も相当のものではなかったか、という記憶がある。

  • たっくん?号

    海幸彦と山幸彦。名前くらいは聞いたことがあるけれどこんなストーリーだったのか。全然知らなかった。絵本仕様で短く編集してあるんだろうな。一度ちゃんと読んでみたいお話。

  • lonely_jean

    とにかく展開が速い速い。能は観たことがないが、ゆったりとしたイメージ。どのようにこのスピーディーな物語を表現するのだろう。兄弟も仲がよい場合ばかりではなく難しいものだが、睦まじく見えたはずの夫婦の結末にも驚き。人間関係の困難は神話の時代から、今後も永遠に語り継がれる普遍的テーマなのだ。

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