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北斎さんぽ 江戸の名所を巡る

片山喜康

User Review :3.0
(1)

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784861528330
ISBN 10 : 486152833X
Format
Books
Publisher
Release Date
February/2021
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

代表作“冨嶽三十六景”をはじめとした作品から、北斎が描いた「江戸」から「東京」を歩く。浅草、日本橋、両国、上野など、東京の歴史と魅力を再発見!

目次 : 第1章 北斎と富士(冨嶽三十六景をめぐる/ 双子の富士山「赤富士」と「黒富士」/ 北斎が描いた富士山 ほか)/ 第2章 隅田川畔を歩く(幻の名作『隅田川両岸景色図巻』を歩く/ 隅田川両岸地図/ 墨田区(左岸)―両国〜横網 ほか)/ 第3章 江戸名所を訪ねる(愛宕山―江戸随一の眺望、愛宕神社の賑わい/ 亀戸天神―梅と藤を併せて描いた名所案内図/ 神田明神―今も昔も変わらぬ神田明神の賑わい ほか)

【著者紹介】
片山喜康 : 1950年東京浅草生まれ。現在、向島にて編集事務所を営むかたわら随筆・脚本・俳句などを執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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葛飾北斎の風景画に描かれている切り口で、...

投稿日:2021/06/22 (火)

葛飾北斎の風景画に描かれている切り口で、東京に今も残る場所を紹介する本。 北斎の絵と現在の写真、地図(北斎とは関係のない名所も紹介されている)の組み合わせはわかりやすく、本を片手に歩いてみたくなる。ことに「隅田川両岸景色図巻」に基づく紹介が興味深かった。 しかし、富士山の絵の住所だとか年号など、単純が間違いが散見されたのは問題。せっかくの本が台なし。

アーチ さん | 東京都 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぶち

    葛飾北斎が『冨嶽三十六景』『隅田川両岸景色図鑑』などで描いた江戸の名所を、現代の東京の地図と照らし合わせながら、訪ね歩く東京散歩ガイドです。江戸時代の人々も名所が描かれた錦絵をガイドブックに旅行を楽しんでいたようです。私も北斎の名所絵を見ながら、現代の東京での名所の"いま"を見に行きたくなります。北斎が描いた当時と今では景色もだいぶ違っているでしょうが、北斎が描いた江戸の町並みをたどってみれば、当時の雰囲気がイメージできるかも。北斎なら現代の東京をどう描くか想像しながら訪ね歩くのも楽しいかもしれません。

  • まちゃ

    葛飾北斎と聞いて、浮世絵師、「富嶽三十六景」程度しか思いつきませんでした。雑誌「LIFE」の「この1000年で最も重要な功績を残した世界の人物100人」に選出され、世界的にも評価されているんですね。北斎の名作を通して、「江戸・東京」の各地を巡る趣旨の一冊。あらためて「富嶽三十六景」46作を見ると「プルシアン・ブルー」の美しさが印象的でした。この色は好きな色の一つです。無意識のうちに北斎の影響を受けていたのかもしれません。また、絵画の技法としてコンパスを使用していたのには驚きました。

  • みい

    北斎の絵の中に、三角や円など計算された形が活かされていることは他で読んで興味があったし、表紙のデザインにも惹かれて読んでみた。学生時代に時代物に興味を持っていたら東京をもっと楽しめただろうにとちょっと悔しい。飛鳥山の花見など、江戸のお話を読んで出てきた光景が次々と絵と写真で楽しめる。ただ、間違いが多い。「寛永寺に‘終結‘した旧幕府軍」、助詞の使い方、堀辰雄をアニメ「風立ちぬ」の主人公のモデルと説明していたり、???がいくつか。出版社が雑なのでしょうか。残念。

  • チョビ

    北斎とは謎の人物らしい。彼の孫世代はすでに彼の係累がいなくなるわけだからさもありなん。だからか、絵や版画を使用して、今の東京下町を散歩しよう…という、今のご時世らしいコンセプトだが、なんか面白くない。地図と写真と絵がうまくリンクできない。正直北斎のいた下町は詳しくはないが、詳しくないなりにこうしたガイドは想像できないと存在価値がうっすいわけで、謎。だから北斎なのかしらん?

  • ソニックゆうすけ

    北斎の展覧会に2つ行ってきた。そしてこれは冨嶽三十六景他、絵と絵で描かれたおおよその場所とその近辺の名所を中心にガイド。簡単だが、地図もあって分かりやすい。勿論、当時とは殆ど景色は変わってしまっている。だが、本書を片手にそして北斎や江戸時代に思いを馳せながら、北斎さんぽするのもとても楽しそう。

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