Product Details
ISBN 10 : 4907211333
Content Description
日本では「李朝(りちょう)」の名でも親しまれてきた朝鮮時代(1392 〜1897年)の白磁。本書のタイトルとした「頌(しょう)」とは、人徳や功績をたたえること、ほめたたえる言葉や詩歌を意味します。白磁の壺は、すぐれた作り手のみならず、過去から現代にわたる様々な鑑賞者による「頌」によって受け継がれてきました。その受容は朝鮮時代の王族や士族(両ヤンバン班)にはじまり、
一部は日本の武家にも受け入れられました。近代以降は、日韓の陶磁器研究者、コレクター、文学者、愛好家などに広がっていきます。
最近では、朝鮮白磁壺のエッセンスを受け継いだ女性の陶芸家のほか、K-POP のスターが白磁壺を取り上げたことで、にわかに若い世代からも注目を集めています。過去から現代にわたって人々の心を惹きつけてやまない朝鮮白磁。その魅力は、いったいどのように育まれ、また評価されるに至ったのか、本書は最新の学術成果をもとにその魅力を読み解きます。
読者の皆様にも、また朝鮮白磁壺のすばらしさに接していただくための鑑賞の手引きとして、お手に取っていただけましたら幸いです。
Customer Reviews
Book Meter Reviews
こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。
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starbro
読了日:2025/07/22
榊原 香織
読了日:2025/11/01
たまきら
読了日:2025/11/11
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