モビィ・ドール 集英社文庫

熊谷達也

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087463057
ISBN 10 : 4087463052
フォーマット
出版社
発行年月
2008年06月
日本
追加情報
:
16cm,391p

内容詳細

東京から南へ二百二十キロ。太平洋に浮かぶ厳倉島は、イルカの棲む島として知られている。平和なこの小島で、動物行動学者・比嘉涼子は環境保護NPOの一員として、イルカの生態調査に従事していた。だがその平穏な日々は、突然出現したシャチの群に破られる。島のイルカたちを救うために、一頭のシャチ=モビィ・ドールへの追跡が始まった…。海に生きる生命を鮮やかに描く海洋小説の傑作。

【著者紹介】
熊谷達也 : 1958年宮城県生まれ。東京電機大学卒。97年『ウエンカムイの爪』で小説すばる新人賞、2000年『漂泊の牙』で新田次郎文学賞、04年『邂逅の森』で山本周五郎賞と直木賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • アッシュ姉 さん

    イルカもシャチも熊谷さんも好きだけど、あまりハマらず。メインの二人に好感が持てなかったからか。セリフも浮いて聞こえる。『邂逅の森』と全く違う。

  • yamakujira さん

    イルカで観光客を呼んでいる巌倉島にシャチがやってきてイルカが襲われ、観光業が大打撃、法的にシャチを駆除も捕獲もできずに困った事態に、島に駐留する動物学者が挑む。自然保護思想の問題点を提示して、野生動物との共生を考えさせてくれる物語は、作者らしい意欲的なテーマだと思う。でも、涼子と真弓の関係とか、葛西の人物造形とか、島に居着いたシャチの謎とか、どうも軽くて、いい話になりすぎて物足りない。架空の島名にしてるものの御蔵島が舞台なことが明らかだから、島に対する遠慮が筆を鈍らせたのかな。 (★★★☆☆)

  • Riopapa さん

    イルカを観光資源にした島にシャチが現れ、難問が。シャチの捕獲が問題になるとは知らなかった。

  • HoneyBear さん

    イルカとオルカの話。動物保護の問題も。軽快で面白い。

  • どえみ さん

    山が舞台の多い熊谷先生ですが、 こちらはイルカとシャチとちょっぴり恋愛(笑) 舞台は御蔵島。 「水が苦手で海水浴にさえめったに行かないこの私が、 いやいやながらも海に入ったのはもちろん仕事のため。」だそうです(笑) でも実際イルカの群れと一緒に泳いだら「おーっ」とか「わぁー」とか 声をあげて堪能したとか。 最近少し本を読む時間が限られて来てしまいましたが、 やっぱり開くと安定するのよね。気持ちが。何よりの安定剤。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

熊谷達也

1958年仙台市生まれ。東京電機大学理工学部卒業。’97年「ウエンカムイの爪」で第10回小説すばる新人賞を受賞しデビュー。2000年に『漂泊の牙』で第19回新田次郎文学賞、’04年に『邂逅の森』で第17回山本周五郎賞、第131回直木賞を受賞。青春小説から歴史小説まで、幅広い作品に挑戦し続けている(本

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品