ドイツ人はなぜ、毎日出社しなくても世界一成果を出せるのか 7割テレワークでも生産性が日本の1.5倍の秘密 SB新書

熊谷徹

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784815609665
ISBN 10 : 4815609667
フォーマット
発行年月
2021年05月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
熊谷徹 ,  
追加情報
:
180p;18

内容詳細

30年住んでわかったドイツ流・消耗しない働き方!

「出社して働いた方が、成果が出る」という考え方が、いまだに根強い日本。それに対してドイツではコロナ危機勃発以降、テレワークが急速に広まり、すでに「むやみに出社させない社会」が出来上がりつつある。好きな場所、好きな時間に働いて、効率よく成果を出す。オフタイムを充実させてワークライフバランスを高める……。ドイツに30年以上暮らす著者が教える、ドイツ人流・消耗しない働き方。


<目次>

序章 日本を大きく上回るテレワーク比率でもドイツ人の生産性が高い秘密
――ドイツ流・消耗しない働き方


第1章 ドイツではなぜ、出社しない働き方が普及したのか
――自宅でも成果を挙げられることをみんなが学んだ国

第2章 「むやみに出社させない国」に進化したドイツ
――今、加速する「インダストリー4.0」

第3章 「ひとりひとりがマイペースで働く権利」を保障する国
――ドイツ流・働きすぎを防ぐ仕組み

第4章 経済的な豊かさよりもオフタイムを大切にするドイツ人
――お金の奴隷にならない生き方

第5章 人とつながり、幸せを分かち合う国・ドイツ
――人生にゆとりを生み出すヒント

【著者紹介】
熊谷徹 : 1959年東京生まれ。早稲田大学政経学部卒業後、NHKに入局。ワシントン支局勤務中に、ベルリンの壁崩壊、米ソ首脳会談などを取材。90年からはフリージャーナリストとしてドイツ・ミュンヘン市に在住。過去との対決、統一後のドイツの変化、欧州の政治・経済統合、安全保障問題、エネルギー・環境問題を中心に取材、執筆を続けている。著書『ドイツは過去とどう向き合ってきたか』(高文研)で2007年度平和・協同ジャーナリスト基金奨励賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • レモン さん

    労働者が快適に仕事できるかは日本企業では脇に追いやられがちなので、「生産性を上げろ(何とかしろ)」「そのために長時間働け」「失敗したら責任を取れ」で生産性が上がるわけのないループが完成している気がする。ブラック→グレー→ホワイトと転職してきた私は、ホワイト以外の会社で上記のように感じた。ドイツでは法整備してテレワークを企業に導入させ、企業では部下に有給消化させなかったり健康管理ができていないと評価が下がるシステムになっているらしい。大臣が改革を進めているなんて羨ましい。終始羨ましいしかなかった。

  • mazda さん

    日本の1人当たり生産性がスペインよりも下というのが、一番の驚きでした。物価が安すぎて、特にサービス業の賃金が安いのが影響していると思われます。ドイツは国債格付けが高かったり、自動化で生産性が上がっていると言われたりしますが、実際のところは製造品に欠陥も多く日本とあまり変わらないと言われています。では、なぜ生産性が高いかというと、いわゆるブランド力でモノを高く売ることができるから、という話があります。実際にドイツ人と働いて思うのは、とにかく容赦なく休みます。あれでまともに生産ができるとは、とても思えません。

  • ニョンブーチョッパー さん

    ★★★★★ サブタイトルの「7割テレワークでも生産性が日本の1.5倍の秘密」に惹かれて。ドイツでは、強制的にテレワークをするしかない流れになったこと、テレワークに踏み切れるような準備がなされていたこと、日本人のように団結を重んじるのではなく個人の都合も尊重されること、国として経済的に余裕があったことなどがプラスに働いた。有給を全部使うのは当然の権利だと思うし、有給とは別に病休が取れる制度を日本でも実現してほしい。また、テレワーク時の自宅での経費補助は当然必要だとも思う。

  • としP さん

    日本もテレワーク可能な会社はどんどんテレワークにすればいいのに。ただし、前提として、成果主義をもっと推し進めていかなくてはいけないだろうし、解雇規制も緩和しないといけないだろうな。労働時間もドイツみたいにフレキシブルにすればいいし、有給も年5日を義務化とか言ってないで、100%使わせないと法律で罰金課すくらいにしないと。日本は政府が民間企業に消極的すぎるんだな。まぁ、省庁でも長時間残業が蔓延しているみたいだから、民間企業の前に自らをどうにかしろよって話だろうけど。働き方改革とか言ってるけど、まだ全然甘い。

  • ゆうちゃん さん

    ドイツ人の価値観には共感できるものが多々ある中、本書はテレワークや在宅勤務がテーマ。経済大国でありながら慎ましい国民性はどこか日本と似ているようで全く煎ていない優先度。

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