ないものとされた世代のわたしたち

熊代亨

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784781623856
ISBN 10 : 4781623859
フォーマット
発行年月
2024年10月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
熊代亨 ,  
追加情報
:
280p;19

内容詳細

就職氷河期世代(ロスト・ジェネレーション)、50代に。あのころの思い描いた未来と今は、どこかちがう。1975年生まれの精神科医が、半世紀の記憶と記録をたどるクロニクル。

目次 : 第1章 途上国の面影のこる地方社会 1975年〜/ 第2章 ないものとされた世代のわたしたち 1980年〜/ 第3章 犯罪者予備軍と呼ばれたオタク 1990年〜/ 第4章 診断され、支援され、囲われていく人々 2000年〜/ 第5章 インターネットにみた夢と現実 2010年〜/ 第6章 やってきたのは「意識低い」ポストモダンだった 2020年〜

【著者紹介】
熊代亨 : 1975年生まれ。精神科医。信州大学医学部卒業。ブログ「シロクマの屑篭」にて現代人の社会適応やサブカルチャーについて発信し続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • nyaoko さん

    うーん、何度も寝落ちしてしまってあまり頭に入らず!まさに、同年代なのだが…

  • よっち さん

    就職氷河期世代は50代になり、時代の変化のなかで何を体験し何を見落としていたのか。1975年生まれの精神科医が半世紀の記憶と記録をたどるクロニクル。昭和の地域社会における昔はこうだったや、就職氷河期のバブル景気なんて本当にあったのかという感覚、当時は犯罪者予備軍と言われたオタクに対する捉えられ方の変遷、発達障害の台頭やインターネットへの期待と現実、思想家たちが思い描いていた理想と実際に到達した時代のギャップなど、インターネットもなかった当時は地域差も大きかったように思いますが、なかなか興味深い1冊でした。

  • ossan12345 さん

    著者と世代は多少異なるが、近代が頭上を通過していった地方都市で幼少期を過ごし、青年期にかけて都市部に脱出した境遇は重なるところがあり、時代の移ろいとともに感じる思いはかなり共通している。純粋なノスタルジーを禁じ得ないが、様々なものが失われ、変わりゆく2020年代において、未来は決して明るくはない。日々迫りくるデジタルデータの解像度は大変高いが、共感力・理解力は極めて低解像度の時代に、人々の分断は進むばかりで、みなそれを居心地の良いものと捉えている。

  • teddy11015544 さん

    はじめは追っかけるだけ。再読しないと。

  • tenorsox さん

    団塊ジュニア世代(≒就職氷河期世代)の著者が、世代全体ではなく自身に近い属性(オタク&地方出身者)がどういう人生を歩んできたかについて自身の体験とともに時系列で振り返る。オタクという切り口では他でも見られるような「オタクの歴史」的な内容が中心だが、地方出身者については気付きや驚きが色々あった(実は東京よりも県庁所在地や近隣の大都市に出るケースが多い等)。本職である精神科医についても自身の経験を含めて触れているが、2000年前後に起こった同分野でのパラダイムシフトとオタク仲間への影響等興味深い話が多かった。

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