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きもの 法蔵館文庫

瀬川清子

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784831827029
ISBN 10 : 4831827029
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「婦人の魂の大部分を占めておった、日本の服装精神史がわかるであろうと思う」。祖先が紡ぎ、織りなし、纏った、今は失われてしまった「きもの」とは?柳田國男の薫陶を受けた女性民俗学者のパイオニアである著者が、生活のなかで着衣された普段着としての「きもの」とその背後にある民俗を丹念に掘り起こし描いた、着ることの生活文化誌。

目次 : しなぬの/ ふじ袴/ 麻衣/ 麻布から綿布へ/ 仕事着/ 服装問題の根底によこたわるもの/ 糸機の道/ 袖/ 寝具と寝室と、藁と綿/ 藁のふとん/ 服装と婦人の生活/ ボトの話/ 晴衣考/ 縞の話/ 昔の制服/ 農服研究とその資料

【著者紹介】
瀬川清子 : 1895年、秋田県鹿角郡毛馬内町(現鹿角市)生まれ。東洋大学専門部倫理学東洋文学科卒業。第一東京市立中学校の教壇に立つかたわら、柳田國男に師事。山村生活調査、海村生活調査に参加し、1937年には日本民俗学講座婦人座談会(女の会)を始める。民俗学研究所、日本民俗学会などに所属し、民俗調査を重ねる。大妻女子大学教授、東京女子大学講師を務めた。1984年2月20日逝去。1980年「エイボン女性年度賞(教育賞)」受賞、1981年『女の民俗誌―そのけがれと神秘』(東京書籍、1957年)で第20回柳田(國男)賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KUMYAM@ミステリーとSF推し

    まさに私が知りたかったことが満載。都市部以外の庶民の日常着の素材、作られ方、着られ方がじつに詳細に記録されている。さらには衣類に関する習俗を表す言葉の数々も思わずニンマリしてしまうほど楽しい。じつに久しぶりの、いや初めての?「オレ得」な1冊でした。

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