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見えない誰かと

瀬尾まいこ

User Review :5.0
(1)

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784396335113
ISBN 10 : 4396335113
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2009
Japan

Content Description

あなたはひとりじゃない。きっとどこかにつながっている人がいる。人見知りが激しくて他人と打ち解けるのにも時間がかかったという筆者。親しくもない人と一緒に何かするくらいなら、一人でいたいという性格が、出会いによってどう変わったか。大好きな先生、かわいい後輩、一緒に働きたい友達…。誰かとつながっているよろこびを綴った初エッセイ。

目次 : アンコール卒業式/ 面接必勝法/ 愛すべきボス/ 初後輩/ 海の男/ 犬猿の仲/ T先生/ 保護者/ ガブリエル松/ パートのおばちゃん〔ほか〕

【著者紹介】
瀬尾まいこ : 1974年、大阪生まれ。2001年「卵の緒」で坊ちゃん文学大賞を受賞しデビュー。05年『幸福な食卓』で吉川英治文学新人賞を、09年『戸村飯店 青春100連発』で坪田譲治文学賞を受賞する。大谷女子大学文学部国文科卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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教師であった著者の日常には小説の種があち...

投稿日:2021/06/26 (土)

教師であった著者の日常には小説の種があちこちに転がっているようです。正直、小説よりドラマチックで面白いと思ってしまいました。

キつツき さん | 埼玉県 | 不明

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • mae.dat

    瀬尾さんが周りの人達を見る、視線の優しさよ。色々個性的な人が居るけど、誰にでもどこか良い所があり、そこを上手く感じ取って、短い文中に巧く納めております。そう、一文一文は数ページ程度で、隙間時間にサクサク読めてしまいます。その中で、先日読んだ『図書館の神様』のモデルの子に付いての記述も有りました。何とお得な事かしら。と。殆ど同じ設定。そのままだったんですね( ¨̮ )。

  • kaizen@名古屋de朝活読書会

    初随筆集。モバイル連載「誰かとつながる、それは幸せなことだ」2004年10月から2005年6月に加筆訂正。「図書館の神様」「私の勤めていた中学校に、文学部」「実物の彼は小説の中の彼より、もっとずっと素敵だ」。実物の先生は、小説の中の先生より、もっとずっと素敵だったに違いない。学校と家族を綴る。

  • おしゃべりメガネ

    今から12年ほど前に書かれた'ほっこり女王'作家瀬尾さんのエッセイです。先日読んだ『ファミリー〜』を読んで、こちらもと思い手にとりました。作者さんが教員になりたての頃をえがいたエッセイなので、とにかく若々しく、初々しいです。この10年あまりで、教育の環境や子供たち、そして何より'保護者'が色々と変わってしまっているような気がします。改めて教育の現場に携わっている方々に敬意を表したいと思います。全体を通し、周りを気遣うのは確かに大切なコトですが、何よりいかに自分が楽しむかが大切なコトなんだと感じました。

  • seacalf

    表紙が可愛いくてたまらん。昔飼っていたモモンガを思いだしてほのぼの。内容もかなりほのぼの調。瀬尾さんが教師時代に出会って印象に残った先生方や生徒やクラス、そして親族等を綴っていく。個性的豊かな人達だから、実際はあくが強い人もいるんだろうけれど、瀬尾さんの筆にかかるとみんな素敵で愛すべき人物になる。人見知りで大雑把という割に、瀬尾さんは人の良いところを掬うのがとても上手いんだろうなあ。平易な文章なので、すらすらと読みやすい。自分がお世話になった人たちをほんのりと思い出しながら、心地好い読書時間が楽しめる。

  • よしのひ

    言葉って不思議だなと常々思う。結局は同じ意味になっても、言葉の使い手が違えば語順も使用語彙も異なるため、受ける印象がだいぶ変わってくる。それを感じやすい作家の1人が瀬尾まいこさんだ。今作は彼女のエッセイであるが、人の長短の捉え方が素敵であった。また私も分野が多少異なるが教師として仕事している身として、彼女の悩みや喜びに、つい共感してしまう。昨今、教員についてはマイナスのイメージがメディアで取り上げられがちだが、彼女の作品を課題図書とし、読んでから意見を述べて頂きたいと思ったことも。今作も勇気づけられた。

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