悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと

瀧森古都

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784797380224
ISBN 10 : 4797380225
フォーマット
発行年月
2015年04月
日本
追加情報
:
269p;19

内容詳細

『ネコは、ごはんを何日食べなければ死にますか?』とあるパチンコ店の前に置かれている一冊の「里親探しノート」に、そんな奇妙なことが書かれてあった。ただなんとなく生きている店員の五郎、現実逃避している常連客たち…。この一冊のノートにより、それぞれの運命の歯車が動き出し、生きる意味と向き合うこととなる。

【著者紹介】
瀧森古都 : 1974年、千葉県市川市生まれ。両親がイタリアの古い都(バッサーノ)で芸術活動をしていたことから「古都」と名づけられる。2001年、作家事務所オフィス・トゥー・ワンに所属。放送作家として「奇跡体験!アンビリバボー」など様々な番組の企画・構成・脚本を手掛ける。2006年、独立。作家、コピーライターとして活動。現在、主に「感動」をテーマとした小説や童話を執筆(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • あん さん

    新聞掲載の広告を見て手にとった一冊。いろいろな猫が登場人物を繋ぐ4つの連続短編集です。あり得ない偶然と、巧妙に仕組まれた必然の数々。この設定は、映像として見たら感動するだろうけど、小説で読むに作りこまれ過ぎな気がしました。「号泣します」との触れ込みだったけれど涙は出ず...。とは言え、人と人の出会いと繋がりは奇跡だなぁと改めて実感できました。

  • miww さん

    2時間くらいでサクッと読める。猫を通じて人との絆や奇跡を描いている作品。小説と身構えずに読むとちょうどいい感じかな。少しウルウルさせれラストは綺麗にまとめてある。門倉が言っていた「生かすことができたお金は消えることなく返ってくるんだ」のくだりはお金を使う時の判断材料になる、というかそういう使い方をしたいなと思った。

  • やな さん

    ちょっと作りこみすぎ感はあったが感動できた。

  • ミーコ さん

    スラスラと読めるのですが、良い言葉がアチコチに散りばめられています。「ねこは、ごはんを何日食べなければ死にますか?」にはドキッ❗としました。親の愛情に代わるものは、どこにもねぇんだよ!のセリフにはズキッ❗何のために生きてるのだろう 生まれたくなかった そう私も何度思った事か・・・ ストーリー的には最後が今一つ感動に欠けましたが 素敵な1冊だと思いました。「この世に産まれたことも奇跡。今日を生きていることも奇跡。」本当に そうだと思います。今を精一杯生きること 大切ですよね。他の作品も読んでみたいです。

  • えみ さん

    お前…何のために生きているんだ?そう問われてすぐに答えを返せる人は一体この世の中にどれくらいいるのだろう。何のために…それが分からないから生きているのかもしれない。子供の頃に母親に捨てられたという記憶を持つ彼らのやり場のない悲懐を果たして誰が救うのか。一冊の「里親探しノート」が奇跡を呼び、保護猫たちが運命を繋ぐ。悲しみの先に待っているのは希望や明るい未来ならいい。だけどきっと悲しみの底で待っていてくれるのは、猫という形をした優しさなのかもしれない。生きることに前向きになれない人たちの心を癒す感動の物語!

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瀧森古都

1974年、千葉県市川市生まれ。2001年、作家事務所オフィス・トゥー・ワンに所属。放送作家として「奇跡体験!アンビリバボー」など様々な番組の企画・構成・脚本を手掛ける。2006年、独立。作家、コピーライターとして活動。現在、主に「感動」をテーマとした小説や童話を執筆。ペット看護士・ペットセラピスト

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