私の大好きな絵本です。でも少し、切なくて心がきゅっと痛みます。子どもたちは何度も読んで読んで、と頼みますが、私はつい涙が出そうになる絵本です。

子供に向けて、というより、親の心に響いた絵本でした。ついつい後回しになってしまう上の子の気持ち、なかなか気づいてあげられなかったけれど、この本を読んでもう少し、時間を持ってあげよう…と感じました。なかなか素敵な絵本です。

絵はかわいらしさの中にリアリティがあり、読みやすいですが、内容はいろいろ読み手によって変わってくると思います。待つこと、我慢することがよし、とも感じる内容で、ちょっと切なく感じる部分もあります。

赤ちゃんが産まれ、お姉ちゃんになった女の子がちょっとだけ…と言って色々と我慢をする様子が娘と重なり切なくなりました。下の子のお世話でなかなか手が回らずいつも叱ってしまいがちなお姉ちゃんをたくさんハグして大好きだよと伝えようと改めて思わせてくれた本です。