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ヤングケアラー 考えよう、だれも取りのこさない社会

濱島淑惠

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784799904688
ISBN 10 : 479990468X
Format
Books
Publisher
Release Date
December/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「ヤングケアラー」はおとながするように家族のケアをしている子どものこと。では、ケアって何だろう?どんなことにこまっているの?最新の調査結果と取材をもとに、ヤングケアラーをとりまく状況を解説。支援のとりくみや、背景にある社会問題とあわせて、だれにとっても身近な課題としてヤングケアラーを理解する入門書。

目次 : 第1章 くらしの中のケア(うつりかわる家族のすがた/ 家事をする/ 幼い子どものケア/ 高齢の家族のケア/ 障がいがある家族のケア/ 病気をかかえる家族のケア/ 日本語が不自由な家族のケア/ 家計を助ける)/ 第2章 ヤングケアラーのいま(ケアをになう子どもたち/ どんなケアをしているの?/ どのくらいケアをしている?/ 学校生活や健康にはどんな影響があるの?/ 進路を選ぶときこまったことは?/ 相談できる相手はいるの?/ 家族をケアすることをどう思っている?/ ケアは家族が行うもの?)/ 第3章 ヤングケアラーを助けるしくみ(子どもがもつ権利/ 子どもをまもる制度/ 市区町村/ 都道府県/ 学校/ 社会福祉協議会/ 介護サービス事業者/ 地域包括支援センター/ 民間団体(NPOなど)/ 民生委員・児童委員/ 病院/ 当事者グループ)/ 第4章 ヤングケアラーはなぜ生まれるか(ケアを必要とする人たち/ ひとり親家庭がかかえる困難/ 女性がケアをになってきた/ 介護保険制度と家族/ 障がいのある人が地域でくらすために/ ヤングケアラーをささえる)

【著者紹介】
濱島淑惠 : 大阪歯科大学医療保健学部教授。1993年、日本女子大学人間社会学部社会福祉学科を卒業し、1999年に同大学大学院人間社会研究科博士課程後期満期退学。2017年、金沢大学で博士(学術)を取得。専門は高齢社会における介護、家族、ワークライフバランスなど。2016年、日本初となる子どもを対象としたヤングケアラーに関する実態調査を行い、19年にはヤングケアラーたちの集い「ふうせんの会」を有志とともに立ちあげた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • ☆よいこ

    ヤングケアラー入門書。図書館堅牢本4,500円は高価、廉価版出して欲しい。ユニバーサルカラー使用でふりがなも親切。大型本で存在感もでかい▽[第1章:くらしの中のケア]ケアとはなにか?項目にすると家事ってものすごく多いことに気づく[第2章:ヤングケアラーのいま]現状分析、グラフわかりやすい[第3章:ヤングケアラーを助けるしくみ]制度、各地方自治体や各団体の紹介[第4章:ヤングケアラーはなぜ生まれるか]高齢化社会、経済的な問題▽「ケア」することは悪いことではない、子どもの生活に支障が出ることが問題

  • 杏子

    全部は読めなかったが、これはいい。学校に買い!かも?来年度!

  • じゃがたろう

    図書館本。ヤングケアラーに関する入門書。まずは理解啓発をするということに重きを置いているのかなという印象を受けた。図書館用堅牢製本とのこと。また、本の中で取り扱われている調査データは大阪の物が多かった印象。他の地域ではまた異なった事情が出てくるかもしれない。利用できるリソースも地域によって若干異なる可能性もあるだろう。この本をきっかけに自分が住んでいる地域ではどのような地域リソースがあるのかを知っておく必要がある。これはいわゆる当事者だけではなく地域の大人として知っておく必要があるのではないか。

  • ムーミンまま

    いろいろ立場の方を網羅していて大人が読む入門書としておススメです!

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