カルマ真仙教事件 上 講談社文庫

濱嘉之

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784062936910
ISBN 10 : 4062936917
フォーマット
出版社
発行年月
2017年06月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
濱嘉之 ,  
追加情報
:
288p;15

内容詳細

警視庁公安部OBの鷹田は絶句した。カルマ真仙教元信者の死刑囚から、秘かに五億円もの金を預かっている男がいたのだ。死刑囚について口を閉ざす男の余命は三ヵ月。二十年の時を経て、あの時が蘇る。すべての蛮行に終止符を打ったはずだったのに。自らの捜査経験をもとにした著者渾身の注目作!

【著者紹介】
濱嘉之 : 1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘書を経て、2007年『警視庁情報官』で作家デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

総合評価

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • W-G さん

    高杉良のような、取材量に裏打ちされたルポ風の文体。取材も何も本人が直接関係していたようだが、公安サイドのストーリーはどこまでがフィクションなのだろう。上巻はカルマが大きくなり始めて徐々に力をつけ始めた頃がメイン。当時、毎日オウムがニュースになっていた頃を知る身としては、上祐氏をモデルにした人物がまだまったく登場しないことに違和感を感じるが、この流れだと下巻にいくまで出てこなさそう。中巻でいよいよ地下鉄サリン事件に突入し大事になっていく模様。というか、このボリュームであれば上下巻でいいように思うのだが…。

  • KAZOO さん

    濱さんのこの3分冊が全部出たので読み始めました。やはり昔ご自身が経験していらしたこともあるようなので迫力や臨場感が感じられます。上巻は警察庁の公安の情報収集体制について細かに書かれていよいよオウム真理教への捜査が開始されるところまでです。当時は阪神淡路大震災もあった年なのですね。一気に読んでしまって降りる駅を乗り過ごすところでした。

  • HANA さん

    微妙に固有名詞は変えてあるけど、オウム真理教を元ネタにした小説。内容としては警察側、公安側から見たオウム真理教捜査の様子なんだけど…。実録ものとしては面白いんだけど、小説としては微妙か。主人公が有能すぎるのは勿論の事ながら、関係者全員がある意味傍観者的な立場だからこちらも乗り切れない。あの松本サリンの大失態の責任を長野県警だけのものとしてるし。オウム真理教事件をリアルタイムで見ていた身としては、あのどことなく熱に浮かされたような非日常的な日々をどこか懐かしく思い出すが、読んでいるとあの日々を思い出すなあ。

  • ミエル さん

    日本史に残る史上最悪の事件に関わった著者ならではの緻密さと重厚感で読みごたえある作品。今のところは感想と言えば、主人公が優秀すぎないかと心配になるくらい… とは言え、事件の顛末も知っているわけだし詳細な背景を知りたい欲求は今のところ満たされているので満足。中巻へ。

  • おいしゃん さん

    警察小説ではピカイチな著書による、オウムをモチーフとしたストーリー。 何がすごいって、著書自身が当時オウムを担当していたという。中盤へさらに期待高まる!

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

人物・団体紹介

人物・団体ページへ

濱嘉之

1957年、福岡県生まれ。中央大学法学部法律学科卒業後、警視庁入庁。警備部警備第一課、公安部公安総務課、警察庁警備局警備企画課、内閣官房内閣情報調査室、再び公安部公安総務課を経て、生活安全部少年事件課に勤務。警視総監賞、警察庁警備局長賞など受賞多数。2004年、警視庁警視で辞職。衆議院議員政策担当秘

プロフィール詳細へ

文芸 に関連する商品情報

おすすめの商品