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高瀬川女船歌

澤田ふじ子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344403437
ISBN 10 : 4344403436
Format
Books
Release Date
April/2003
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

京・高瀬川のほとりに集う市井の人々の喜びと哀しみを、四季のうつろいを背景に描く人情時代小説シリーズ。柏屋の娘・お鶴は父親の顔を知らずに主夫婦に育てられる。そんなお鶴が偶然出会った少年・平太。彼は病身の茶屋娘を助けるため鯉泥棒をしていた。彼らを助けるためにお鶴がとった思いきった行動とは?(「中秋の月」)、他全七編を収録。

【著者紹介】
澤田ふじ子 : 1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現愛知県立大学)卒業。73年作家としてデビュー。「陸奥甲胄記」「寂野」で第三回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • かっぱ

    「えんやほい。えんやほい」。この小説を読んだ後に、高瀬川沿いを歩けば、そんな船頭の声がどこかから聞こえてきそうな気がする。登場人物すべてにスポットが当てられており、誰もが人生の主人公であるとする作者の思いが伝わってくる。当時の京都の情景描写が多く、いまは干拓されて姿を消してしまった巨椋池が蓮の名所であったことなども知れる。「えんやほい。えんやほい」、今日もまた高瀬舟の船頭の掛け声と女船頭の舟唄が聞こえる。

  • Book Lover Mr.Garakuta

    図書館本:和み入る小説だ

  • まゆ子

    ★★★☆☆ 人物や情景の描写が良い。江戸時代の京都の町が目に浮かぶよう。澤田さんの作品は文体が一貫しており、登場人物の職業などによってきちんと語尾が使い分けられている。他の時代小説作家と比べて抜きん出て良いところ。ただストーリーはちょっとご都合主義というか。上手いこと解決しすぎだった。

  • sigematm

    在庫整理のため再読。

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