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女衒の供養 公事宿事件書留帳15

澤田ふじ子

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344413146
ISBN 10 : 4344413148
Format
Books
Release Date
June/2009
Japan

Content Description

乳飲み子とお定を残して忽然と姿を消した又七。二十五年ぶりに、その消息をおみさという娘から聞いたお定は、気鬱の病で寝たり起きたりの又七を、今更ながら引き取ってもらえないかと懇願される。お定は申し出を撥ねつけるが、後日、許嫁を伴って再来したおみさは予期せぬ話を口にした…。大人気の傑作時代小説、胸に迫るシリーズ第十五集。

【著者紹介】
澤田ふじ子 : 1946年愛知県生まれ。愛知県立女子大学(現愛知県立大学)卒業。73年作家としてデビュー。「陸奥甲冑記」「寂野」で第三回吉川英治文学新人賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 星落秋風五丈原

    25年ぶりに帰ってきた夫。その変わり果てた姿は、何を意味しているのか? 表題作ほか全6編収録。公事宿の居候・田村菊太郎が京の街に巻き起こる難事件・怪事件を鮮やかに解決するシリーズ第15集。「奇妙な婆さま」「牢囲いの女」「朝の辛夷」「女衒の供養」「あとの憂い」「扇屋の女」

  • へたれのけい

    思いっきりの「悪」が出てこないですな。だから良い。だから物足りない。  で、読み続けている。

  • 安定の読みやすさ。とはいえ表題作のみすっきりしない。捨てられたお定の方に感情移入してしまって、どうにもね。

  • くぅ〜ねる

    1年2か月ぶりに読む。江戸ではなくて京都を舞台にしているので話し言葉も京言葉。読み砕くのに戸惑うものの、馴染みの登場人物達が活き活きと描かれるストーリーにすぐにハマり込んでしまう。今回も公事宿「鯉屋」の居候である田村菊太郎の活躍が素晴らしい。争い事の内容も殺伐としたものではなく、それぞれがよんどころない理由を抱えてのもので、人情味ある話の〆方にいつも読後は爽やかな気持ちになる。

  • kazu@十五夜読書会

    ハードカバー読了済み(文庫もダブル登録で、共読本に反映させる)公事宿事件書留帳シリーズ第15巻。乳飲み子とお定を残して忽然と姿を消した又七。二十五年ぶりに、その消息をおみさという娘から聞いたお定は、気鬱の病で寝たり起きたりの又七を、今更ながら引き取ってもらえないかと懇願される。お定は申し出を撥ねつけるが、後日、許嫁を伴って再来したおみさは予期せぬ話を口にした…。(「BOOK」データベースより)

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