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一寸先の闇澤村伊智怪談掌編集

澤村伊智

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784299044143
ISBN 10 : 4299044142
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2023
Japan

Content Description

ホラー小説の旗手が贈る戦慄の初ショートショート集。たった数ページであなたの日常が蝕まれる…狂気の物語21編。

【著者紹介】
澤村伊智 : 1979年、大阪府生まれ。2015年、『ぼぎわんが、来る』(受賞時のタイトル「ぼぎわん」)で第22回日本ホラー小説大賞・大賞を受賞しデビュー。17年、『ずうのめ人形』で第30回山本周五郎賞候補。19年、「学校は死の匂い」で第72回日本推理作家協会賞(短編部門)受賞。20年、『ファミリーランド』で第19回センス・オブ・ジェンダー賞特別賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    澤村 伊智は、新作をコンスタントに読んでいる作家です。著者初のショートショート集、オススメは『名所』&『ねぼすけオットセイQ町店301号室のノート』&『夢殺』です。https://tkj.jp/book/?cd=TD044143

  • KAZOO

    澤村さんのショートショート作品集です。とは言いながらも短編に近い長さの作品もあります。直観的にこわいというのはあまりないのですが、読み終わったあとや考えるとじわーっと怖さが来る作品が多くあります。やはりよく考えられているといつもながら思います。澤村さんの作品は長編よりもこのようなものの方が印象に残るような気がしました。

  • yukaring

    「得体の知れない怖さ」を書かせるとやっぱり澤村さんは天下一品。ホラーやイヤミス、叙述トリックなど様々な趣向を凝らした狂気の物語21編はどれをとってもハズレなし。現実と地続きの日常からふいに"あちら側"へ引き込まれた人々のとまどいと恐怖。まるで自分の日常まで蝕まれていくようなそんな没入感がたまらない。とあるマンションが自殺の名所となっている驚きの理由『名所』ほんわかとした幼い語りがまさかの恐怖へと繋がる『せんせいあのね』などほんの数ページのショートショートが恐怖のツボをピタリと捕らえて離さない極上の短編集。

  • しんたろー

    21の掌編&短編からなる新作は、澤村さんらしい切れ味鋭い王道ホラー系からモヤモヤ感が残る不条理系やイヤミス風の作品まで揃えてタップリと楽しませてくれた。5〜6ページでは薄味に感じて物足りない作品もあったが『保護者各位』はアイデア勝利の怖さ。30〜40ページある短編では『冷たい時間』が著者の本領発揮とも言える怖さだったし、笑いで巧みに緩急をつけた『さきのばし』はゾ〜ッとさせられた(カブトムシの件では思わず声を上げて笑った!)。『名所』『満員電車』も上手で、デビュー作からずっと高レベルを維持いる事に敬服した。

  • ちょろこ

    よくぞここまで、の一冊。出てくる、どんどん出てくる澤村ホラー。それはまさに恐怖の福袋。次はどんな恐怖が姿を現すのか、惹き込まれまくり。これは何?この後は?最後に暗闇ど真ん中に置き去りにされたような感覚もたまらない。断トツの怖面白さだったのは「さきのばし」。やれやれ…と読み手をも油断させてからのよくぞここまで!の突き落とし方は頭一つ突き抜けている感じ。各話、あの手この手の魅せ方は職人技の域。そして得体のしれないもの、あちら側の人を描きながらも生身の人間が心の奥に抱え持つブラックを全面に出す。それが実に巧い。

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