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数の辞典

澤宏司

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784844138068
ISBN 10 : 4844138065
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

現代では「数」を見ない日はありません。朝起きたら時計を見て、昼食を買ったら支払金額を確認し、平均体重や平均年収の話題に一喜一憂し、暗証番号を入力してショッピングを楽しみ、「予測できない」スポーツの試合に胸を熱くします。
辞典シリーズ第12弾では、自然物から離れ、人間の営みともいえる「数」の世界に迫ります。0や1などの数字から、正負の数、三角関数、微分・積分、非ユークリッド幾何学、コンピュータ、現代の未解決問題に至るまで、私たちの生活をかげひなたに支える「数」にまつわる221項目を、小さな辞典にまとめました。

・学校で習ったけど忘れてしまった数学用語−「平方根」「関数」「虚数」など
・考えれば考えるほど不思議な数の概念−「0」「無限」「次元」「パラドックス」など
・耳にしたことのある言葉−「ベクトル」「指数関数」「アルゴリズム」など
・知ると面白い数学の知識−「メビウスの輪」「ヒルベルトのホテル」「モンティ・ホール問題」など

数学をまなぶ楽しみは、数学者だけでなく、私たち1人1人にあります。「サワ☆博士の数楽たいそう」を主宰する数々(かずかず)企画代表・澤宏司さんの面白く、ときに考えさせられる解説と、グラフィックデザイナー・廣ア遼太朗さんのウィットに富んだ挿絵も見どころです。一読してわからない項目も、少しだけ背伸びをして新しい知識に触れてみると、時間を経て、ひらめく瞬間が訪れるかもしれません。気になった項目は、より専門的な数学本へと歩みを進めてみてください。
先史時代から現代へと大まかに数学史をたどる構成。数学史/数学者に関する豆知識、関連語の掲載、数学をさまざまな視点で眺める章末コラム4編も収録。

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「数とは何か」の整備、発展は今も続いている。木の実を数えるところから始まった数は、現代においてそこから大きく離れ、それゆえに応用の先が広がった。「1個のリンゴ」は目に見え、よって絵に描けるが、「1」そのものの絵は観たことがない。これが数のもつ役割と宿命である。(「はじめに」より)
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【著者紹介】
澤宏司 : 数々企画代表。博士(理学)。1994年早稲田大学理工学部数学科卒。2010年神戸大学大学院理学研究科地球科学惑星科学博士後期課程修了。同志社大学准教授を経て、2024年4月から現職。専門は数理科学、数理論理学。最近は論理と時間・空間の関係に関するモデルの研究に従事。簡単な計算を伴う全身運動プログラム「サワ☆博士の数楽たいそう」主宰

廣〓遼太朗 : 1996年生まれ。名古屋出身のグラフィックデザイナー、イラストレーター。名古屋市立大学芸術工学研究科を修了。その後、都内グラフィックデザイン事務所を経て、現在はフリーランスとして活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • starbro

    数の辞典というよりも、数字、算数、数学の用語辞典の雰囲気です。辞典と言うなら、時系列・歴史順ではなく、五十音順の方が、引きやすいと思います。 https://www.raichosha.co.jp/book/photo/ph123.html

  • 小鈴

    見開きで左側に解説、右側にイラスト。簡潔なわかりやすさがウケたのか子どもが楽しそうに読んでいる。 エッシャー展の売店に置いてあった本。エッシャー展だから置いてあるのか、イラストレーターが愛知県出身の方だったからなのかわからないが買ってよかった。 私はまだ読んでません(笑)。

  • nagata

    ほとんど衝動買い。で開けてびっくり。これ、文も絵も日本の人が作った本。外国の翻訳ものだと決めつけていたけど、どうりで文も端的でわかりやすいわけだ。でも、最後のリーマン予想は、何が問題がすらうっすらとしかわからない。

  • polythenepam_m

    8 まさに数の辞典。「数字」からはじまり「1」「足し算」「微分・積分」「平方根」なとお馴染みの事柄が網羅されてる。途中までは理解しながらついて行けたが、苦手な「虚数」「複素数」で置いていかれ、後半はふ〜んて感じで読み物として楽しめました。数学者が考えてることは本当にすごい。数学には今の社会を支えるコンピューターやAIの基礎となる考えが詰まっている。10の100乗「グーゴル数」って初めて知った。

  • インテリ金ちゃん

    どこから読んでも楽しい。時代区分はピンとこなかった。

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