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宮澤賢治 心象スケッチ十の旅

澤口たまみ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784872014365
ISBN 10 : 4872014367
Format
Books
Publisher
Release Date
September/2024
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

「海辺で貝殻を拾うように、宮澤賢治の言葉を集めてみたいと思いました」(澤口たまみ)。
宮澤賢治が「心象スケッチ」と呼んだ数多くの詩には、独特のリズムと表現を通じて賢治の深い思いが込められている。
鋭い着眼点で賢治作品をよみとく澤口たまみ氏が、「十の旅」に見立てて計51作品を解説。家族や教え子への慈しみ、壮大かつ理知的な自然の描写、そして秘められた愛。詩集『春と修羅』が刊行された1924(大正13)年から100年の節目に、詩人・宮澤賢治に迫る意欲作。

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • もちこ

    宮澤賢治の童話は親しみがあるけれど、詩や文章は難解なものが多く、少し取っ付きづらい印象があった。 今回は解説付きということで読んだが、賢治の人生の中で、ヤスという女性との恋があったということを初めて知った。 本書に掲載されている詩や文章は、そのヤスさんへの想いが暗喩として込められていると著者は分析している。 母音で韻を踏んだり、声に出して読んだ時に心地よいリズムになるように工夫されていることがとてもよくわかった。 リズムや色彩をイメージして読むと、賢治が見ていた風景や感情が少しだけ垣間見れる気がする。

  • 門哉 彗遙

    「春と修羅」を理解するためにこの本を手にとったが、やはりそれでも僕には難解で。

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