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ISBN 10 : 4044001448
Content Description
自然界のなかにもともと潜在していたさまざまな可能性を人間が見つけ出し、それを現実化した結果が科学文明である。しかし自動車を愛好すると同時に交通事故を、原子力発電を望むと同時に核爆発をおそれなければならなくなってきた。人間にとって都合のよいはずの文明が、どうして天使と悪魔の二面相を持つことになったのか。科学技術の進歩が顕著な現代だからこそ読みたい、日本人初のノーベル賞受賞者が残した鋭い考察。
目次 : 1 人間と科学(科学文明の中の人間/ 科学と人間性)/ 2 創造者としての人間(模倣と独創/ 科学者の創造性/ 創造性と自己制御―教育の問題と関連して/ 学習と研究/ 創造性の尊重/ 天才と機械)/ 3 科学の進化(科学とは何か/ 学問の自由と大学の理念/ 科学的思考について―物理学の対象と法則/ 東洋的思考/ 科学的思索における直観と抽象/ 発展途上における中間子論/ 自然認識の現段階―素粒子の国際会議への期待/ 物理学の老化と若返り/ 素粒子論に関する成人学校について)
【著者紹介】
湯川秀樹 : 1907年、東京生まれ。京都帝大理学部物理学科卒。39年、京都帝大教授となり翌年、学士院恩賜賞を受賞。43年、文化勲章を受ける。49年、日本人として初のノーベル物理学賞受賞。研究者、科学啓蒙家としての活動以外に、平和論・文明論・科学論・教育論・人生論など多彩な分野で活躍した。81年没(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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yutaro sata
読了日:2022/08/20
surucucu
読了日:2021/06/25
roughfractus02
読了日:2022/03/14
あかつや
読了日:2020/04/29
まじぇすた
読了日:2017/05/31
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