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ISBN 10 : 4805112573
Content Description
東アジアの地域秩序構築をめぐり対立を深める日本と米国。中国大陸における「特殊権益」を追求する陸軍や、日本の目論見に反対し「門戸開放」を主張する欧米列強といったプレーヤーの狭間で、外務省は如何なる外交戦略を展開したのか。有田八郎、重光葵、佐藤尚武らを中心に、アジア派、欧米派、革新派と呼ばれた外交官たちの挑戦と苦悩の足跡をたどる。
目次 : 序章 一九三〇年代の日本外交のなかの外務省/ 第1章 東アジア秩序構想の諸相/ 第2章 九カ国条約への挑戦と日米関係/ 第3章 日中戦争前夜の日本外交/ 第4章 制限的門戸開放主義と日米関係/ 第5章 佐藤尚武の現状打破構想/ 第6章 対中外交・対米外交のなかの対英外交/ 終章 一九三〇年代の外務省と東アジア新秩序構想
【著者紹介】
湯川勇人 : 広島大学大学院社会科学研究科准教授。1988年生まれ。甲南大学卒業、神戸大学大学院法学研究科博士後期課程修了。アイオワ大学客員研究員、ひょうご震災記念21世紀研究機構研究戦略センター研究調査部主任研究員などを経て2019年より現職。2017年、論文「東アジア秩序をめぐる日米関係:1930年代の外務省による東亜新秩序の模索」で第一六回アジア太平洋研究賞佳作を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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BLACK無糖好き
読了日:2023/03/22
バルジ
読了日:2022/12/06
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