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「他力資本主義」宣言 「脱・自己責任」と「連帯」でこれからを生きていく

湯川カナ

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784198638924
ISBN 10 : 4198638926
Format
Books
Release Date
December/2014
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

信じてみること、真に受けてみること、楽しむこと。当たり前のことができないでいるすべての大人たちに、助け、助けられて生きていく「連帯」の心得をお伝えします!「自己責任論」を唱えている、そこのあなた!窮屈な世界観から飛び出して、愉快に生きてみませんか?

目次 : 第1章 特別対談1―湯川カナ×内田樹「脳的でなく、問題解決せず」(プリンシプルはいらない/ 平和で豊かな社会の自己責任論 ほか)/ 第2章 助けられオンナの半生(「で、湯川さんは、なんなのですか?」/ 学生運動家的、児童会長 ほか)/ 第3章 助けられる人になる!(楽しいことなら見返りは求めない/ 相互扶助的な関係をつなぐ橋を作る ほか)/ 第4章 特別対談2―湯川カナ×内田樹「愉快に革命。オープンエンドに」(助け合い、生きる「居場所」を作る/ 強い現実、確かな現実 ほか)/ 第5章 私の「他力資本主義」宣言!(「リベルタ学舎」の開校/ 尽きる資金、「暮らし」が変わる ほか)

【著者紹介】
湯川カナ : 1973年、長崎県生まれ。早稲田大学在学中にYahoo!JAPANの立ち上げにかかわるも、ストックオプションの権利を返上し、スペインへ。糸井重里氏に見出され「ほぼ日」への連載を開始する。その後、神戸に移住。育児関連の翻訳や執筆で活躍。2013年、「リベルタ学舎」を開設(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • ぽんくまそ

    挫折を重ねて波乱の人生を生きている湯川カナという人の、対談を挟んだ自分語りがほとんどで、その猛烈に自力主義に生きてきて凹まされた末の他力資本主義という発想は終わりに大団円のように溢れる。たぶん知床の遊覧船の社長やビッグモーターの副社長を洗脳した某コンサルタントとは真逆の主義であろう。瀬川拓郎「縄文の思想」も、贈与を尊ぶことで成り立つ社会のことたった。ようし、やるぞ。

  • エッグマン一号

    まさに、と膝を叩いてしまったよ。何で福祉の仕事で日々自己責任なの、と毎日嘆いている私にうってつけの本。

  • しゅんぺい(笑)

    もうね、読む前からだいたい予想していたのだけど、終始あったかい内容でした。内田さんとの対談もあるし。 湯川さんは昔からずっと失敗続きで、大変そうなエピソードを出してくるけど、大学在学中からYahoo Japanの立ち上げにかかわったりだとか、確実に只者ではない。 湯川さんの考え方、この本でぜんぶ言葉にできている、というふうには思わへんけど、すごく共感できるように思う。弱いひとたちが弱いままで集まって、しっかりと地に足をつけてがんばっている感じ。たぶん、そんな場がつくりたいんやと思った。

  • もりお

    内田樹さんと対談してます。自己責任ほど冷たく寂しい言葉はないぜ!縛られないで!と、自己啓発本やエッセイぽい部分もあり。面白いです。

  • ホケンタイイク246

    脳的な思考と身体的な思考の違いはなんなのか。とにかく社会全体が脳で考えてから体を合わせていくということが日本全体を疲弊させている。あと、簡単にまとめようとしないとも書いてあって、今年の振り返りをしようかしまいか悩ませる一冊。

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