Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

• tomoko

  読了日：2025/12/02

  「人間も一番美しい時に標本にできればいいのにな」息子を含む6人の少年を殺害し「人間標本」にしたとして、蝶の研究者・榊史朗が逮捕される。究極の美と狂気は紙一重なのか。「地獄変」や江戸川乱歩、内藤了「ON」を連想してしまう。そして、二転三転していく真相‥やっぱり湊さんだ。救いようがない。これを映像化？主演は西島秀俊さん。途中から食事を摂らずに痩せて役に入り込んだらしいが‥。怖いけど観たい気もする。

• くに

  読了日：2025/11/28

  タイトルは何かの比喩かと思いきや、まさかのそのまま。物語の7割くらいは手記の形式で、ラストの章で一気にたたみかけられる。いつもの湊かなえ節でありながら、実は新しい試みもしている意欲作。【86点】

• ICHI （atomic）

  読了日：2025/11/28

  人間も一番美しい時に標本にできればいいのにな—— 文庫化待ってました🦋👏 凄すぎる！凄い！と感嘆でしかない。 あぁ…と思わず溜息とともに涙だった。 購入特典のスピンオフも文句なしに素晴らしいし深みが増す。 蝶の王国🦋貴方の目にはどう映るのだろうか？と考える。

• tnyak

  読了日：2025/11/25

  まさにタイトル通りの作品でした。グロいのはどうも苦手で、あまり入り込めなかったなあ。残念です。

• さまのすけ

  読了日：2025/11/27

  ヤバいヤバいヤバい。読んだあとの鳥肌が止まらない。 人間を一番美しいまま標本にするという猟奇的な行為自体は物語の前半であっさり済まされてしまい「…え？」と思ったらその後の二転三転する真相。 史朗も至も杏奈も、なぜこんな業を背負わなければならなかったんだろう。 いっそ皆全員が最初っから蝶だったならこんな悲劇は起きなかったのかな。 蝶は蝶を殺さない…。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します