Product Details
ISBN 10 : 4344693981
Content Description
歴史をたどり、未来を切り拓く――
女性たちの社会進出の歩みとこれから
女性が理想のキャリアを描くための必読書!
長い歴史のなかで、女性たちは社会の慣習や国の制度に立ち向かいながら、自らの人生を切り拓いてきました。教育、労働、政治、経済、スポーツ、医療‥‥あらゆる分野で、女性の挑戦が変革を起こしてきたのです。しかし現代の日本においては、男女格差を示す国際的な指数は依然として低迷し、結婚や出産といったライフイベントを機にキャリアが断絶しやすい現実があるのも事実です。
著者は、長年にわたり高校生の進路支援に携わり、特に女子高校生の未来に真摯に向き合ってきました。その経験から「社会は変わっていない」と感じる若者にこそ、歴史的に女性たちが立ち向かってきた高い壁とその壁を乗り越えた先に訪れた社会変化の軌跡を伝えたい――そうした思いで本書を執筆したといいます。実際に過去の偉人たちは何度も挫折を繰り返しながらも、参政権や大学への進学、雇用条件といった今では当たり前ととらえられがちな“平等”を勝ち取ってきました。
本書は、古代から戦後、現代に至るまでの「女性社会進出の歴史」を丹念にたどりながら、現代女性が直面する課題と可能性を可視化する一冊です。STEM分野への進出、キャリアと家庭の両立、リーダーとしての登用、副業や起業といった新しい働き方‥‥そのすべてに、先人たちの挑戦が未来を照らす羅針盤となっています。
キャリア形成を模索する若い女性、再出発や転機に立つ女性、そして社会のジェンダー課題に関心を持つすべての方に手に取っていただきたい一冊です。
【著者紹介】
渡邉洋一 : 1933年長野県松本市生まれ。上田高等学校を卒業後、東京大学文科二類に進学。1960年博報堂に入社し、海外向け新聞・雑誌の広告作成を担当。その後転職し、1968年に産業教育情報センター(個人)を設立(現・株式会社さんぽう)。若者の進路ガイド誌「進路と職業」を発刊し、その後、高等学校内や会場形式の進学説明会を全国各地で展開、キャリア教育情報を主体にし、高卒就職のガイダンスも手掛ける。また、進学ネット、リカレントネットも運営している。情報誌も地域、学年、テーマ別の各種進路情報誌を数十誌発刊している。2003年に社長職より会長職(現・参与)に就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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