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評伝ロバート・モーゼス 世界都市ニューヨークの創造主

渡邉泰彦

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784306073418
ISBN 10 : 4306073416
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2018
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

ジェイン・ジェイコブズの宿敵、ロバート・モーゼス。ふたりに共通しているのは、両者とも都市に暮らす生活者のために、より快適な都市を創造しようとしている点だ。モーゼスもまた、都市の魅力を十分認識していて、都市の疲弊、郊外への人口流出を引き戻すために、都市のインフラをいっそう充実させることに注力したのである。

目次 : 第1章 若きモーゼス/ 第2章 モーゼス大奮闘/ 第3章 州につづいて市の公園事業も掌握/ 第4章 交通網整備/ 第5章 黄金期/ 第6章 マンハッタン都心部の青写真/ 第7章 住宅供給事業/ 第8章 モーゼスの苦悩/ 第9章 潰えた夢/ 第10章 モーゼス再評価の動き

【著者紹介】
渡邉泰彦 : 慶應義塾大学経済学部卒業、ペンシルバニア大学ウォートンスクールMBA。東京三菱銀行退任後、三菱地所にて丸の内再開発事業に携わる。アーバンランド・インスティチュート(ULI)・ジャパン会長、日本ファシリティマネジメント推進協会副会長、筑波大学大学院システム情報工学科客員教授などを歴任。現在、慶應大学ビジネススクール顧問など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • Kentaro

    ダイジェスト版からの要約 ニューヨーク州内に)17の州立公園、658カ所の大小さまざまな運動場、遊び場、延べ637マイルに及ぶ高速道路、10カ所の巨大公営プール、そしてさらには13の大規模橋梁を築いたモーゼスは、都心のあちこちに散らばるスラム街にブルドーザーを入れ、そこに28,400戸を収容する高層住宅の数々を建設した。ほかにも、リンカーンセンター、国連ビル、シェースタジアム、ジョーンズ・ビーチ、セントラルパーク動物園と、今日のニューヨークの繁栄を支える都市インフラの充実はモーゼスなしには語れない。

  • 茅野

    『ストレイト・ライン・クレイジー』の復習。字が大きく平易で読みやすい上、勉強になった。 残念ながらニューヨークには実際に行ったことがないので、彼の功績を実感できないのが残念だが、紙面上で見るだけでもとんでもなさは伝わる。 個人的には、「上からの」政治について学んできたので、著者の一般的なモーゼス評への不満はよくわかるし、モーゼス自身の考えも理解できるし、比較的好意的に捉えることができたと思う。権力と能力と熱意を持って強力に推し進めるリーダーも、時には必要だよね。

  • まおしお

    ロバート・モーゼス…世界都市ニューヨークの創造主(マスタービルダー)のとおり現在のNYの姿を創った男。1924年ロングアイランドから始まりNY市の全公園を整備し公社を作り橋・道路事業を進めスラムを再開発して行く。強い信念と粘り強さで実現して行く。何度かアメリカに行く機会がありロングアイランドではアメリカ入植当時の歴史を強く感じた。マンハッタンのセントラル・パークと碁盤の目の様に分かりやすい街並み。これがモーゼスの仕事のおかげだった事に感動。いつの時代も力強いリーダーシップの発揚がある限り都市の未来は明るい

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