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リラ冷えの街 渡辺淳一恋愛小説セレクション 1 渡辺淳一恋愛小説セレクション

Junichi Watanabe

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784087815863
ISBN 10 : 4087815862
Format
Books
Publisher
Release Date
April/2016
Japan

Content Description

美しい札幌の街を舞台に、不思議な巡り合わせの男女が繰り広げる、かなわぬ愛と葛藤の物語。「リラ冷え」という言葉は、この小説から生まれた。解説は北海道出身の桜木紫乃。

【著者紹介】
渡辺淳一 : 1933年10月〜2014年4月。北海道生まれ。道立札幌医科大学卒業。医学博士。大学卒業後、母校の整形外科学教室講師となり、医療のかたわら小説を執筆。1970年『光と影』で第63回直木賞を受賞。1980年『遠き落日』『長崎ロシア遊女館』で第14回吉川英治文学賞を受賞。2003年紫綬褒章受章、第51回菊池寛賞受賞。医学に題材をとったもの、評伝もの、男女の愛の葛藤を描いたものなど多彩なテーマにわたる著作多数。札幌に渡辺淳一文学館がある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • うま

    【図書館】北大植物園職員と、夫と死別し実家に戻った女性

  • KJ

    渡辺淳一の恋愛小説セレクションの第一巻。1971年の作品。10年前に人工受精の精子提供者としての主人公が、偶然飛行機で提供した相手と出逢うところから始まる。倫理上提供者も相手も非公表だが、そこは小説。いつものように男の身勝手と、女の頭と体の反応違いが織り成す展開が魅力。

  • サトル

    リラ冷えの街、タイトルだけは有名で小説の中身は伝わって来なかった。読んでみたらとんでもない小説で、登場する人物たちもとんでもない者ばかりだった。有津京介と宗宮佐衣子、人工授精という縁で結ばれたふたりが互いの体をむさぼるように逢瀬を重ね、挙句の果てに堕胎という結末で終わる。当時の人工授精を社会に問う訳でもなく、濃艶で官能的な表現で包まれている訳でもない、突っ込みどころ満載の三文小説である。唯一の救いは札幌の四季折々を抒情的に描いている所だろうか・・・夕闇の迫ったリラの樹形にはすでにかすかな底冷えがあった。

  • NORI

    平成の愛の伝道師、渡辺淳一の作品群。

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