Books

たとえば「自由」はリバティか 西洋の基礎概念とその翻訳語をめぐる6つの講義

渡辺浩

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784000617260
ISBN 10 : 4000617265
Format
Books
Publisher
Release Date
October/2025
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

幕末から明治の初め、西洋文明を形づくる基礎的な概念が日本に入り、さまざまな試みの末に「自由」「権利」「法」「自然」「公/私」「社会」といった翻訳語が普及した。これらは、果たして原語と同じ意味だろうか。日本政治思想史の研究者が、西欧における原義を探り、翻訳語の意味との相違を明らかにする連続講義。

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • のっち

    ☆☆☆☆★ ソシュールの言語学によると、初めに言葉(シニフィアン)があり、そこに概念(シニフィエ)が伴うというものだが、一方幕末から明治初期における日本では、西洋の概念がどっと国内に入り込み、これらの概念に訳語をあてる必要に迫られた。しかし、これらの翻訳語は果たして原語と同じ意味を成すのだろうか、ということを大変興味深く教授して頂ける内容となっている。例えば「自由」と訳された「リバティ」だが、その西洋での本来含まれた概念を知ると、世界史における市民革命の意義や背景もさらに色濃いものとして立ち上がってくる。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items