Books

近世「食い倒れ」考

渡辺忠司

Product Details

ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784885918193
ISBN 10 : 4885918197
Format
Books
Publisher
Release Date
January/2003
Japan

Content Description

「食い倒れ」に隠されたもう1つの意味とは何か。「京の着倒れ、大坂の食い倒れ、江戸の呑み倒れ」。この三都比較のキーワードから町の経済的発展過程を読み解き、江戸時代大坂の相対的位置を探る。

【著者紹介】
渡辺忠司 : 1947年(昭和22年)、愛媛県に生まれる。大阪経済大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。現在、大阪市史料調査会主任調査員。仏教大学・大阪大学非常勤講師。日本経済史(近世)専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

Customer Reviews

Comprehensive Evaluation

☆
☆
☆
☆
☆

0.0

★
★
★
★
★
 
0
★
★
★
★
☆
 
0
★
★
★
☆
☆
 
0
★
★
☆
☆
☆
 
0
★
☆
☆
☆
☆
 
0

Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

powered by

  • のりたま

    「京の着倒れ、大坂の食い倒れ、江戸の吞み倒れ」という諺をテーマに書かれた大坂の歴史の本。食い倒れが大坂から江戸に取って代わる過程を追っている。「諺」という語は近世には現在より軽い意味で使われているので、筆者が言うほど重い意味はないのではないか。167頁池田正樹『難波噺』について、池田が引用した節用集がいつごろのものか不明とあるが、これは池田の記憶違いで『節用集』ではなく『人国記』にある記述だと思う。三都を比較した狂詩は江戸時代に流行し、食い倒れの語も当然出てくるが、用例がまったくないのが残念だった。

レビューをもっと見る

(外部サイト)に移動します

Recommend Items