面倒だから、しよう

渡辺和子

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784344025066
ISBN 10 : 4344025067
フォーマット
出版社
発行年月
2013年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
162p;18

内容詳細

累計発行118万部のベストセラー、『置かれた場所で咲きなさい』の渡辺和子による最新著書。
本書のタイトル『面倒だから、しよう』は、著者がノートルダム清心女子大学の教授だった当時からの合言葉で、実際に学生に教えていたものです。

「人は皆、苦労を厭い、面倒なことを避け、自分中心に生きようとする傾向があり、私もその例外ではありません。
しかし、人間らしく、よりよく生きるということは、このような自然的傾向と闘うことなのです。」
自分を見つめなおし、毎日をあたらしく、ていねいに生きるための一冊。


【著者紹介】
渡辺和子 : 1927年2月、教育総監・渡辺錠太郎の次女として生まれる。51年、聖心女子大学を経て、54年、上智大学大学院修了。56年、ノートルダム修道女会に入りアメリカに派遣されて、ボストン・カレッジ大学院に学ぶ。74年、岡山県文化賞(文化功労)、79年、山陽新聞賞(教育功労)、岡山県社会福祉協議会より済世賞、86年、ソロプチミスト日本財団より千嘉代子賞、89年、三木記念賞受賞。ノートルダム清心女子大学(岡山)教授を経て、90年3月まで同大学学長。現在、ノートルダム清心学園理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

ユーザーレビュー

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大ヒットした「置かれた場所で咲きなさい」...

投稿日:2021/04/25 (日)

大ヒットした「置かれた場所で咲きなさい」を読んでスッカリハマってしまい、こちらも購入しました。一作目での衝撃が強すぎた為か、こちらはそれに比べると、ハッとすることは少なかったですが、それでも渡辺さんの考え方は、私にとってとても癒しにも励みにもなるものでした。

luna さん | 不明 | 不明

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著者の人生を生きる上での考えを読んではっ...

投稿日:2021/04/18 (日)

著者の人生を生きる上での考えを読んではっとさせられ、自分の日々の生活に対する考えを改めさせられるような本でした。

まめ さん | 群馬県 | 不明

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • yoshida さん

    本作を読んで感じるのは、やはり私自身まだまだ未熟な人間だということ。相手の気持ちをどれだけ考えているか。傷ついても相手を許せているか。私はまだ出来ていない。だが自分の欠点に気付き自戒することは出来る。心懸けながら生きたい。印象に残っている言葉は「つまずくのはあたりまえ。つまずいたおかげで気付くものがある。」、「許さない間は相手の支配下にある。自由になるために「思いを断ち切ること」が大切。」、「せめて、相手の不幸を願わないことを心に留めて生きたい。」これらの言葉に出会っただけでも本作を読んで良かったと思う。

  • Miyoshi Hirotaka さん

    細君に先立たれて以来、家の中を見苦しくなく保つためには大変な量の仕事がいることに思い知らされた。私は恐れ多くもこの尊い仕事を雑用というぞんざいな言葉でくくっていた。思えば、雑用をしていたのは私だった。会社の仕事なら生涯で一度だけでもいい仕事に巡り合えれば記憶されるが、それ以外では多少手を抜いてもすぐには問題にならない。ところが、家事はそうではない。祈りを込めれば仕事、そうでなければ雑用。その違いは世代を越えて現れる。毎朝、「面倒だ」と思う気持が湧き上がる。だからこそ、「やろう」と自分に言い聞かせている。

  • greenish 🌿 さん

    小さなことこそ心をこめてていねいに。幸せはいつもあなたの心が決める。シスターである渡辺和子さんの心に響く言葉集 ---読メ登録1000冊目はこの本に! 個人的には前作の方が心に響きましたが、それでもまたシスターから立ち止るきっかけを貰いました。「人のいのちも、ものも、両手でいただく」「置かれた場所で咲くも咲かないも、どのように咲くかも、自分次第」・・・忙しさにかまけてつい"片手"のやり取りをしがちだけど、大切なものの価値を見失わないように、自分の軸を忘れないように、両手を添えて丁寧に暮らしていきたいです。

  • あつひめ さん

    この薄さなのに、大事なことがギッシリ詰まってる。それは重苦しくないわかりやすい言葉で。この薄さで…ってことは、世の中にはそうたくさんは大事なことって少ないのかも。私たちが日頃から心がければできること、それをちゃんとやると自分のまわりが変わって見えるのかもしれない。雑用という用はない…あー、その通りだ。と考え方を変えることで気持ちもなんだか清々しくなる。私は都合の良い人間で、神様仏様と困った時にはついつい手を合わせながら困ったことが頭上を過ぎるのを待ってしまう。これからは自分を信じて自分に解決させたみたい。

  • 優希 さん

    再読です。面倒だからやりたくないことは多いものですが、それをあえて丁寧に行うことの大切さに気づかせてくれます。怠ける心と向き合うからこそ、本当の自分に向き合えるのですね。嫌なことでも受け入れながら、祈りつつ神様に委ねて生きる大切さを教えてもらいました。

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