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ISBN 10 : 4766429028
Content Description
歌舞伎の世界に現代にも通じる「人間」を発見し、先人からの型を身体化すると同時に、現代的な意味を付与した吉右衛門。近代から現代へと歌舞伎の歴史的な転換を体現した。細部にこそ神が宿る吉右衛門の舞台の景色を描いて、その芸を後世に伝える。
目次 : 吉右衛門の死/ 1 荒事の美しさ/ 2 歴史の谷間に/ 3 復活狂言三種/ 4 実事を生きて/ 5 世話物の人情/ 6 南北三悪人/ 7 江戸の街角で/ 8 人生の終わりに
【著者紹介】
渡辺保 : 1936年東京生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、東宝入社。1965年、『歌舞伎に女優を』で評論デビュー。企画室長を経て、東宝退社。淑徳大学、放送大学など、多数の大学で教鞭をとる。演劇評論家。芸術院会員。受勲には、2000年11月紫綬褒章、2009年11月旭日小綬章、2017年12月日本芸術院賞・恩賜賞がある。主な著書に『女形の運命』(紀伊國屋書店、1974、芸術選奨新人賞)、『忠臣蔵もう一つの歴史感覚』(白水社、1981、平林たい子賞、河竹賞)、『娘道成寺』(駸々堂、1986、読売文学賞)、『昭和の名人豊竹山城抄碌』 (新潮社、1993、吉田秀和賞)、『四代目市川団十郎』 (筑摩書房、1994、芸術選奨文部大臣賞)、『黙阿弥の明治維新』(新潮社、1997、読売文学賞)、『明治演劇史』(講談社、2012、河竹賞)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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takao
読了日:2024/05/24
変竹林
読了日:2023/11/05
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