天邪鬼な皇子と唐の黒猫

渡辺仙州

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784591164921
ISBN 10 : 4591164926
フォーマット
出版社
発行年月
2020年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
302p;20

内容詳細

中国からやってきた黒猫と、猫なんか好きではない皇子の、スリルあり笑いありの痛快感動物語!

【著者紹介】
渡辺仙州 : 1975年、東京に生まれる。小中学生時代を北京ですごす。同志社大学大学院工学研究科を経て、京都大学大学院工学研究科満期退学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ぶち さん

    【にゃんこまつり2022】 宇多天皇の日本最古の飼い猫手記『寛平御記』のお話から創作された黒猫が語るファンタジーです。といっても歴史上の実存の人物が登場してくるし、歴史的事件がいくつも挿入されていて、歴史物語としても楽しめます。 貴族界と猫界の権力争い、縄張り争いをシンクロさせながら、生意気なオレサマ猫が平安京の街で繰り広げる活躍がすごく面白いです。"オレサマ"と威張って喋っていますが、嫌な虚勢を張らない黒猫が愛くるしくて、たちまち好きになっっちゃいました。宇多天皇の子供たちが活躍する続編希望です。

  • mocha さん

    【にゃんこまつり2022】宇多天皇が猫について書いたのは知っていたけれど、こんな奇想天外なお話になるなんて!中華ファンタジーの渡辺仙州さんらしく三国志エピソードも織り込まれて面白かった。朝廷の権力争いと猫の縄張り争いが同列に語られるという風刺の効いた猫冒険譚。小学生にはちょっと読みづらいところもあるかな。

  • 真理そら さん

    宇多天皇は猫好きには忘れてはならない方だけど、ええ〜っ猫好きじゃなかったの?と思ったりしながら読み始めた。「平安バージョン吾輩は猫である」だがこの猫の前世は実はすごい有名人なのだ。光孝天皇、基経、高子、淑子、道真等々実在の人物が登場して史実通りに話が進んでいるのに、猫の世界の権力闘争も絡まって楽しい物語だった。

  • しゅてふぁん さん

    主役は皇子ではなく人間の言葉が話せる猫。一人と一匹で何かを解決するのではなく、猫たちの縄張り争いや普通の日常が猫視点で語られていきます。時代背景は光孝天皇の御代。皇子は後の宇多天皇。宮廷内は目まぐるしく動いていくけれど、あくまで猫視点で進行していくので比較的ほのぼのとしています。そういえば、宇多天皇は時平と道真と、この後ややこしくなるんだよね、、、

  • にゃも さん

    宇多天皇が猫について書き残していたとは知らなかった。最後にその文章が紹介されているのだが、「なんだ、千年前の天皇もツンデレじゃないか」とニヤニヤしてしまった。猫視点で話が進むので、ふと『ルドルフといっぱいあってな』を思い出したりもした。が、内容は期待していたような盛り上がりもなく残念な読後感。

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