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ISBN 10 : 4863292791
Content Description
1998年に名著『逝きし世の面影』を世に問うてから昨2022年12月25日に逝去する直前まで、25年間続いた書簡の往来をまとめた一冊。〈知の巨人〉渡辺京二が晩年のこの期間にどのような道を生きようとしたのか、が浮かび上がる。その渡辺京二から「若き同行者」とも呼ばれた武田修志(ドイツ文学者)・武田博幸(ギリシア哲学、日本古典研究者)兄弟は、文学・歴史・思想の道を共に歩もうとした。彼ら3人は、その強い意志の交流を手紙文の形にして残した。「学ぶ」とはどういうことかを黙考せずにはおれないものが伝わってくる書簡集?
【著者紹介】
渡辺京二 : 1930年、京都市生まれ。日本近代史家。2022年12月25日逝去。主な著書『北一輝』(毎日出版文化賞、朝日新聞社)、『逝きし世の面影』(和辻哲郎文化賞、平凡社)、『バテレンの世紀』(読売文学賞、新潮社)など
武田修志 : 1949年、熊本県生まれ。九州大学文学部独文科修士課程修了。1975年から2015年まで鳥取大学でドイツ語教師を務める。著書に『人生の価値を考える 極限状況における人間』(講談社現代新書・1998年、第七回山本七平賞推薦賞)など
武田博幸 : 1952年、熊本県生まれ。九州大学文学部西洋哲学科博士課程中退。1981年から2017年まで河合塾国語科講師を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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