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ISBN 10 : 4065219035
Content Description
時勢が緊迫する昭和のはじまりにあって、人生の黄昏を迎えていた「日本資本主義の父」は、後世に何を言い遺そうとしたのか。「家訓」にはじまり、倫理観、経済観、政治観、人生観など広汎なテーマについて三二項目にわたって、幕末維新の経験をふまえ、日本の明日を憂いながら語り尽くした談話集。渋沢という人物を深く知る訳者による、完全現代語訳。
目次 : 富者の要務/ 堅固正当な目的を持て/ 立身出世の秘訣/ 現代青年の短所と通弊/ 信用を得る人得ない人/ 資本よりも信用/ 叱言の云い方/ 勘忍強くなる様に修養した体験/ 克己心を修養した体験/ 真の成功とは何か/ 予の人物鑑識法/ 常識の発達と其の修養/ 口舌は福禍の門/ 順逆両境の覚悟/ 弊を見て功を没する勿れ/ 道理論/ 大国民は斯う有り度い/ 日本経済連盟に対する所感/ 対支政策の根本義/ 思想問題と教育の改善/ 我国労働問題の前途/ 外来思想と咀嚼消化の力/ 国家観念と世界主義/ 世界主義に立脚して産業の発達を期せ/ 国産の振興と其の根本策/ 政治経済と道徳観念/ 道徳と経済の合一説/ 商業道徳の振興/ 事業経営に必須の条件/ 我国の財政経済問題/ 付録 家訓
【著者紹介】
渋沢栄一 : 1840‐1931年。幕臣から明治政府を経て実業家。東京証券取引所、商法講習所(現・一橋大学)などの設立に関わる。雅号は「青淵」
鹿島茂 : 1949年生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得満期退学。共立女子大学教授、明治大学教授を歴任。著作多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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投稿日:2021/03/21 (日)
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spike
読了日:2021/05/29
take
読了日:2025/02/19
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