池田菊苗 うま味の素「グルタミン酸」発見 はじめて読む科学者の伝記

清水洋美

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784811327365
ISBN 10 : 4811327365
フォーマット
出版社
発行年月
2021年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
160p;20

内容詳細

日本人の栄養状態を改善したい―塩味、甘味、酸味、苦味の四つの味につぐ第五の味「うま味」を発見し、日本十大発明である「うま味調味料」を作り出した、池田菊苗。日本、そして世界の食卓をゆたかにした七十一年の人生を描きます。

目次 : 第1章 今出川の坊ちゃん/ 第2章 化学との出会い/ 第3章 だいたんな計画/ 第4章 オストワルド先生/ 第5章 ロンドンの日々/ 第6章 第五の味/ 第7章 うま味の正体/ 第8章 味の素の戦い/ 第9章 池田教授の講義/ 第10章 最良の日々

【著者紹介】
清水洋美 : 出版社勤務後、フリーランスの編集者・ライターとして自然科学関連の児童書を中心に、企画・編集・執筆を幅広く行っている

里見和彦 : 1957年高知市生まれ。武蔵野美術大学芸能デザイン学科卒業。1983年友人とデザイン事務所を設立。博物館やイベント等の展示設計を数多く手がける。1999年より高知県立牧野植物園に勤務し、展示デザインを担当する。2017年里見デザイン室を開室(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • 今庄和恵@マチカドホケン室コネクトロン さん

    グルタミン酸発見者の伝記。これは伝記として実に良書。池田菊苗の生涯と功績がものすごくよくわかった。図書館専用品ですが、書店で出会うことができないならやっぱ図書館は大切だなあ。味の素を使う料理研究家(リュウジお兄さんとか)は必読本だよ。

  • はなびや さん

    はじめて読む科学者の伝記シリーズを読むのは、これで3冊目。味の素を開発した池田菊苗に関しては予備知識がなかったけれど、夏目漱石と親交があったとは知りませんでした。中谷宇吉郎が寺田寅彦の弟子で、夏目漱石と寺田も師弟関係なので、同時代人が意外なところで結びついているのが、おもしろい。伝記というと漫画が主流ですが、あえて文章にこだわりイラストもふんだんに入れ、改行や際立たせたい文章がわかりやすいように、空白箇所を作るなど工夫がされている。単に読ませたいだけではなく、菊苗新聞など、意外な一面も見られるのが

  • 読生 さん

    https://booklog.jp/users/toutoyo/archives/1/4811327365

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