さよならの向う側 Time To Say Goodbye

清水晴木

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784867164327
ISBN 10 : 4867164321
フォーマット
発行年月
2023年07月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
260p;20

内容詳細

死んだ後、最後に一日だけ現世に戻り、会いたい人に会える時間が与えられる不思議な場所、『さよならの向う側』。会えるのは自分が死んだことを知らない人だけ、という困難なルールのある中、案内人・谷口と常磐は、今日もここを訪れる人たちを待ち続ける。「―あなたが、最後に会いたい人は誰ですか?」

【著者紹介】
清水晴木 : 千葉県出身。2011年、函館港イルミナシオン映画祭第15回シナリオ大賞で最終選考に残る。2015年、『海の見える花屋フルールの事件記―秋山瑠璃は恋をしない』(TO文庫)で長編小説デビュー。以来、千葉が舞台の小説を上梓し続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • いつでも母さん さん

    シリーズとは知らずに手に取った・・これは反則だと思う。特に手紙は涙涙・・涙だった。自分が亡くなった事を知らない人に24時間だけ会えるー誰に会う?想像も出来ない。今、会いたい人は既に亡く・・これは読んじゃいけないやつなんだなぁ私には。

  • ゆのん さん

    【シリーズ3作目】1作目よりも2作目、3作目は更に読みやすく内容もとても良かった。4編の物語が各々独立しているかと思いきや…。『繋がり』が最後の最後に1つの物語として納得の完成度だった。個人的には生きている側からの視点で描かれた『真夏の夜の夢』がとても良かった。『案内人』の谷口の物語、『てがみ』も泣けてくる。この世に生まれたら誰にでも『使命』がある。明確なものでなくても一生懸命に生きる事で『使命』を全うしたり、『繋がり』を続ける。生を受ける、生きるって大変だけど素晴らしい事なんだと改めて思う。

  • 花ママ さん

    テレビドラマも観てないし、尚且つ1,2も未読で読んでしまいました。4話からなる短編とエピローグ。死んだ後1日だけ現世に戻り会いたい人に会える。ただし、会うことができるのは自分の死を知らない人のみという決まりがある。手助けをしてくれる案内人はベテランの谷口さんと新米の常盤さん。自分の死を知らない人を思い浮かべるのは、なかなか難しい。現世に思いを残した人、自分の死をあっさり受け入れた人、4通りの物語には別離の辛さや悲しみがあり切なかった。しかし最後、来世への希望も見れてホッとした。毎日を大切に過ごさないと。

  • sayuri さん

    「Fight Song」「らいおんハート」「真夏の夜の夢」「てがみ」四話収録の連作短編集でシリーズ第三弾。『さよならの向う側』と呼ばれる場所に辿り着いた死者は、道先案内人から『一日だけ現世に戻り逢いたい人と最後の再会を果たす事が出来る』と告げられる。但し『あなたが死んだ事をまだ知らない人』という条件付き。今回も切なさと温かさに満ちていた。行方不明になった戦場カメラマンの夫と再会した妻の物語は胸がギュッと締め付けられた。案内人・谷口の物語も泣ける。明日が来る保証なんてない。かけがえのない毎日が愛おしくなる。

  • ポチ さん

    3作目になると多少マンネリ感はあるかなぁ、と思ったが、そんな事はなく引き込まれました。谷口さんには泣かされたなぁ。

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人物・団体紹介

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清水晴木

千葉県出身。2011年、函館イルミナシオン映画祭第15回シナリオ大賞で最終選考に残る。2015年、『海の見える花屋フルールの事件記―秋山瑠璃は恋をしない』(TO文庫)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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