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マンガ不正会計の真実 粉飾決算は終わらない

清水昭男

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784775930571
ISBN 10 : 4775930575
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2008
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:
小川集 ,  

Content Description

2000年、売上高全米第7位の総合エネルギー企業エンロンで、巨額の不正会計が発覚。翌年、同社は過去最大の負債を抱えて破綻した。この倒産劇で、多数の投資家が損失を被った。「優良」企業だと思われた同社の決算は「偽られたもの」だったのだ。そして、エンロンの会計を担当した監査法人「アーサー・アンダーセン」も解散に追い込まれる。有名企業の会計を監査し、超名門と呼ばれたアンダーセンは、なぜ粉飾決算を容認したのか?主人公カースティンの目を通して、企業監査と商業主義の矛盾、会計監査の問題点を分かりやすく浮き彫りにする。

目次 : 第1章 アンダーセンの終幕―監査法人の崩壊/ 第2章 アーサーズの量産―監査業務の均一性/ 第3章 情報開示の良心―監査の役割/ 第4章 解釈と表現方法の多様化―資産と利益/ 第5章 本心との葛藤―会計監査のバランス感覚/ 第6章 現実と仮想の境界線―積極的な会計手法/ 第7章 毒か薬か…―可能性を追求する時代の企業会計

【著者紹介】
清水昭男 : 1983年、南イリノイ大学コミュニケーション学部卒。トウキョウ・フォレックス、タレット・アンド・トウキョウ・インターナショナルを経て、CBOTアジア・パシフィック代表を務める。その後、ブルームバーグ・ニュースのレポーターとして、CATVで相場レポートを担当。現在は、フリーで翻訳・執筆を中心に活動中

小川集 : 1952年生まれ。長崎県出身。1971年県立大村工業高校機械科卒業。1975年川崎のぼるプロダクションでアシスタント。1981年独立。ゴルフや釣りなどの業界漫画を中心に、歴史学習漫画の単行本なども制作。広告用イラスト、カットなど幅広く手掛けている。2001年より宇都宮アート&スポーツ専門学校漫画コース講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • kunihiko@240mercer

    エンロン、ワールドコムの粉飾等とアンダーソン(監査法人、80年代にコンサル部門を分離)の関与を、GAAPやその後のSOXなど内部統制強化の法制などにもふれながら漫画で描く。おもしろかった。

  • Miki Jenny Shibuya

    監査の役割など概略がつかめたのはよかったけど、もう一歩踏み込んでなぜこういうことが起きるのかが知りたかった。

  • ネットが浜

    肝心のエンロン・ワールドコムのことについては具体的なことは触れられず(そこが知りたかったんだけどな…)、市場の変化にともなう会計に求められるものの変化、それに翻弄されるアーサーアンダーセン社、と言う感じ。得るものが全くないわけではないし病み上がりに読むにはちょうど良かったが、前述の理由により期待値よりは下だった。具体的なところは別の本で読むかな。

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