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石つぶて警視庁二課刑事の残したもの

清武英利

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062206877
ISBN 10 : 4062206870
Format
Books
Publisher
Release Date
July/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

消えた10億円。沈黙する官邸・外務省。「機密費」という国家のタブーに挑んだのは、名もなき4人の刑事だった。人間の息遣いが聞こえるヒューマン・ノンフィクション。

目次 : 序章 半太郎/ 第1章 捜査二課の魂/ 第2章 浮かび上がる標的/ 第3章 地を這う/ 第4章 情報係とナンバー/ 第5章 パンドラの箱/ 第6章 聖域の中へ/ 第7章 涜職刑事の誇り/ 第8章 束の間の勝利/ 事件の後で

【著者紹介】
清武英利 : 1950年宮崎県生まれ。立命館大学経済学部卒業後、75年に読売新聞社入社。青森支局を振り出しに、社会部記者として、警視庁、国税庁などを担当。中部本社(現中部支社)社会部長、東京本社編集委員、運動部長を経て、2004年8月より読売巨人軍球団代表兼編成本部長。11年11月、専務取締役球団代表兼GM・編成本部長・オーナー代行を解任され、係争に。現在はノンフィクション作家として活動。著書『しんがり―山一證券 最後の12人』(講談社+α文庫)で2014年度講談社ノンフィクション賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • 遥かなる想い

    第2回(2018年)大宅壮一メモリアルノンフィクション大賞読者賞。 外務省機密費の闇を追う 警視庁捜査二課の 刑事たちの物語である。冒頭にある 警察官の「石つぶて」の心持ちが潔い。 外部官僚たちの不正…この内容は 創作ではなく、 事実であるのが、奇妙に新鮮である。 読んでいると、霞ヶ関の腐敗の歴史が 今に蘇ってくる、そんな気がする 内容だった。

  • ゆみねこ

    外務省の機密費をめぐる汚職事件を暴いた、警視庁捜査二課の刑事たち。実録ということで、ノンキャリア・松尾氏が巨額の金を平然とネコババしていたことに驚き。各省庁の中でも外務省の際立つ汚れっぷりに呆れた。清武英利さん、初読み。

  • レアル

    外務省機密費流用事件を扱ったテーマで描くノンフィクション。地道な捜査と捜査を阻止しようとする他所からの圧力と戦い。結末は分かっていても、ハラハラドキドキしながら圧倒される筆致に、読む手が止まらず一気読み。清武さんだからこそのこの迫力。ノンフィクションを扱った物語で不謹慎やもしれないが、素直に面白い。

  • honyomuhito

    実際に起きた総理官邸や外務省を舞台にした、未曾有の公金詐取事件を描いたノンフィクション。本作の被疑者の官僚が詐取したとされている金額はわかってるだけで、5億円以上。しかも、競走馬の購入、不動産、女って、絵に描いたような使い道。 総力戦で「石つぶて」を当てるようにして、少しずつ事件を立件に導く刑事たちの執念。損得で動かない人たちが世の中にはいて、その人たちが守ってきたものは確かにあると感じられる重厚な内容。https://chirakattahondana.com/石つぶて-警視庁-二課刑事の残したもの/

  • おいしゃん

    熱いノンフィクションを書く清武さんが、刑事を題材にしたら、面白くないはずがない。外務省の機密費というパンドラの箱を切り崩した捜査二課刑事たちの、熱いドラマ。

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