枕草子 岩波文庫

清少納言

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784003001615
ISBN 10 : 4003001613
フォーマット
出版社
発行年月
1979年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
15cm,392p

内容詳細

冷静で細やかな観察、才気煥発な筆致によって、わが国随筆文学を代表する一書として、本書はあまりにも有名である。一段一段の文章から、平安時代の生活と感覚の具体相を、万華鏡を見るようにうかがい知ることができ、また筆者と中宮定子との美しい魂の触れあいが、この草子の文学的香気をいっそう高めている。

目次 : 春はあけぼの/ 頃は/ 正月一日は/ 三月三日は/ 四月、祭の頃/ おなじことなれどもきき耳ことなるもの/ 思はん子を/ 大進生昌が家に/ うへにさぶらふ御猫は/ 正月一日、三月三日は〔ほか〕

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • NAO さん

    私は、299段の白楽天の「香爐峰の雪」にまつわる話や、102段の他に類のない扇の骨をくらげの骨と言ったという話など、清少納言が自分の知識や機転をひけらかすようなところが、本当に嫌いだ。ただ、151段「うつくしきもの」の幼子が小さな手で小さなゴミをつまみ上げるしぐさがかわいいといったり、223段「五月ばかりなどに山里にありく」の青々とした初夏の草の匂いが立ち上がってくるような描写には、清少納言の繊細な感性がよく表れていると思う。

  • 弟子迷人 さん

    面白いバックグラウンドを読んだので、ついったーへの抜き書きですが、もし見えましたら、どうぞ。 https://twitter.com/deshimeijinn/status/729672073052721153 ん、リンクにならんな。

  • 双海(ふたみ) さん

    ぱらぱら見ていました。註が少ないですが、そこは想像力で・・・。どうしても知りたかったら古語辞典を。「草は 菖蒲。菰。葵、いとをかし。神代よりして、さるかざしとなりけん、いみじうめでたし。・・・」

  • カブトムシ さん

    「源氏物語」と並ぶ平安文学の傑作。内容は、自然、人情、世相とあらゆる事象にわたっている随筆文学である。作者は、清少納言(せいしょうなごん)。名は、清原家の清と宮仕えの呼称、少納言による。中宮定子に仕えた。父元輔は、「後撰集」を編さんした文人。勝ち気で、機知に富み、ユーモアを好んで、ものにこだわらない性格は、父親ゆずり。「源氏物語」の作者の紫式部と同時代に育ったが、交際はなかったらしい。式部の文には「あはれ」が多く、少納言は「をかし」を多用している。このため、式部はウェット、少納言はドライという評価もある。

  • TAKA さん

    言葉が全く分からず、現代語訳も見ないとと思った。 ただ、古文単語を暗記していた時のことを思い出して、言葉の使い方は本当に変わっていると感じた。

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清少納言

生没年未詳。平安時代中期の女性文学者。本名は未詳。父の清原元輔、曽祖父の深養父はともに歌人。橘則光と結婚するがまもなく離別し、その後、藤原棟世と再婚。993年(正暦4)ごろから一条天皇の中宮定子に出仕した。和漢の才に秀で、寵を受けた。晩年は「月の輪」なる地に隠棲したと伝わる。著作に随筆『枕草子』、家

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