枕草子 光文社古典新訳文庫

清少納言

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784334102487
ISBN 10 : 4334102484
フォーマット
出版社
発行年月
2024年03月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
584p;16

内容詳細

「この草子、目に見え心に思ふ事を」。鋭くて繊細、少し意地悪でパンクな清少納言の誕生。栄華を誇った中宮定子を支えた女房としての誇りと痛快な批評が、笑いや哀感と同居する。歯切れ良く引き締まる新訳で楽しむ、平安朝文学を代表する随筆集。解説、年譜のほかに、位階、装束、牛車、建物などの図版資料を含む、宮廷生活ガイド付き。

【著者紹介】
清少納言 : 生没年未詳。平安時代中期の女性文学者。本名は未詳。父の清原元輔、曽祖父の深養父はともに歌人。橘則光と結婚するがまもなく離別し、その後、藤原棟世と再婚。993年(正暦4)ごろから一条天皇の中宮定子に出仕した。和漢の才に秀で、寵を受けた。晩年は「月の輪」なる地に隠棲したと伝わる。著作に随筆『枕草子』、家集『清少納言集』などがある

佐々木和歌子 : 1972年、青森県生まれ。文筆家。東京大学大学院人文社会系研究科修士課程修了。専門は日本語日本文学。(株)ジェイアール東海エージェンシーで歴史文化系コンテンツの企画制作に携わりながら、古典文学の世界をやさしく解き明かす著作を重ねる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • 真琴 さん

    “春はあけぼの”で始まる『枕草子』は、清少納言が定子サロンで見て感じ考えた膨大な随筆集。政治的なしがらみもあり華々しい時は長くはなかったけれど、清少納言の「いとおかし」が詰まっていた。(百合要素は微笑ましい)。読みやすい訳だと思う。

  • バーニング さん

    教科書に出るのは本当に冒頭で、全体はそれなりのボリュームがあるが文章のテンポが良くて一日足らずのうちに読み終わった。宮さまこと定子中宮が本当に生き生きと書かれており、定子が清少納言に「私のこと、好き?」って聞く場面なんか完全に百合じゃんよしかも相思相愛タイプのやつ!!!と思いました。直筆は残ってないけど1000年近く日本人が書き写して読んできた理由がよくわかる。あと本書自体が政治的な理由で書かれたのではとする解説も面白い。源氏も政治的な理由があって書かれたわけだし、政治と文学の結託があった時代の象徴。

  • Seele さん

    清少納言が、その美意識と知性に心酔する中宮・定子のもと、宮中で垣間見たキラキラとした思い出の日々。彼女のあふれ出る感性を、同時代の紫式部は「自慢たらたらで賢いアピールする」いけ好かない人と評するけれど、定子亡き後の翳りを見せないところこそ、彼女の美意識、はては気概か。読みやすい現代文と、要点を得た訳者の解説、あとがき付き。

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清少納言

966?‐1021〜28?年。平安時代の歌人、随筆家。本名未詳。清は清原氏の略称、少納言は宮仕え時の称呼。曾祖父清原深養父、父清原元輔は歌人。幼少時より和歌と漢学の教育を受け、その学才が世に知られる。一条天皇の中宮定子に出仕し、定子に促され『枕草子』を執筆

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