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真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝

淵田美津雄

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784062768054
ISBN 10 : 4062768054
Format
Books
Publisher
Release Date
November/2010
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

海軍機動部隊の精鋭三百六十機を率いハワイ奇襲作戦を陣頭指揮し、ミッドウェー海戦で重傷を負い、原爆投下直後の広島で被害調査に従事し、厚木基地にマッカーサーを迎え、ミズーリ号での降伏調印式に立ち会った淵田美津雄は、戦後キリスト教に回心し仇敵アメリカへ伝道の旅に出る。激動の時代を生き抜いた男の真実とは。

目次 : 第1部 その一日のために/ 第2部 トラトラトラ/ 第3部 暗転/ 第4部 帝国の落日/ 第5章 占領の名の下で/ 第6部 回心

【著者紹介】
淵田美津雄 : 1902年(明治35年)奈良県生まれ。’24年(大正13年)海軍兵学校卒(52期)。’38年(昭和13年)海軍大学校卒(36期)。’51年洗礼を受ける。’76年死去

中田整一 : 1941年熊本県生まれ。’66年九州大学法学部卒業後、NHK入局。スペシャル番組部長。その後、大正大学教授を経て現在、執筆に専念。『満州国皇帝の秘録―ラストエンペラーと「厳秘会見録」の謎』(幻戯書房)で、毎日出版文化賞、吉田茂賞受賞。『トレイシー―日本兵捕虜秘密尋問所』(講談社)で、講談社ノンフィクション賞受賞。著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

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  • donboo

    真珠湾攻撃の総隊長として360機の戦闘機を束ねた淵田美津雄。戦争を生き抜き、戦後はキリスト教へ回心し全米を周る。書かれている内容はテレビドキュメンタリーなどで報じられることも多く読みやすい。戦闘機の操縦桿を握った手には聖書が残った。「われ奇襲に成功せり」と発し、晩年は人類の平和と破滅を防ぐために何ができるかを考え続けた。

  • Willie the Wildcat

    真珠湾攻撃総隊長。広島原爆被害調査隊。降伏使節。大戦の幾多ある節目を、それぞれ責任ある立場で経験。客観性と先見性を随所に感じる。キリスト教への傾倒。様々な理由があると思うが、「戦前戦後の軍人への評価の変化」も少なからず影響している気もする。伝道時代の穏やかな表情が印象に残る。史実で目新しい点はあまり感じないが、戦後の「Afro-American」兵士からの歓待が記憶に残る。人種問題はやはり根が深い。なお、山本元帥の批判は立場の違いもあり、単純な評価は難しいのではないかなぁ・・・。

  • 梅干を食べながら散歩をするのが好き「寝物語」

    ▼著者の淵田氏は、真珠湾攻撃の時、飛行機による攻撃の総指揮官を務めた人物。▼この攻撃を恨んだ米兵ジェイコブ・デシェーザー氏は名古屋空襲に参加するが、日本軍の捕虜に。過酷な収容所生活の中で聖書を読んで回心。のちにキリスト教伝道者となった。▼この元米兵の小冊子を読んだ淵田氏も回心。同じく伝道者となり、二人は対面し互いに赦しあった。▼全く立場の違う二人が「赦し」の教えで人生が交差したという物語。この物語が教えてくれるのは、「先に自分が赦される経験をすること」が、そのあと、他人を赦す力の源になるということだ。

  • 小音

    単行本も読んでいますが、文庫の保坂正康氏の解説がまた良いです。

  • mazda

    真珠湾攻撃の指揮をとり戦争の火ぶたを切りながら、戦後キリスト教に回心し伝道に出た淵田氏の自叙伝である。伝道の中、トルーマンと会って話をしたこともあったようだが、トルーマンが「真珠湾はboth guiltyだよ」と言った言葉の意味の深さを未だ理解できていない。自身の攻撃によって身内を亡くした人から恨まれる一方、昨日の敵は今日の友として、友情が生まれる場面など印象的であった。

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