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ファズイーター

深町秋生

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784344039179
ISBN 10 : 4344039173
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2022
Japan

Content Description

警視庁上野署の若手署員がナイフを持った男に襲われた。品川では元警官が銃弾に倒れ、犯人には逃送されている。一方、指定暴力団の印旛会も幹部の事故死や失踪が続き、混乱を極めていた。組織犯罪対策課の八神瑛子は、ご法度の薬物密売に突然手を出して荒稼ぎを始めた印旛会傘下・千波組の関与を疑う。裏社会からも情報を得て、カネで飼い慣らした元刑事も使いながら、真相に近づいていく八神。だがそのとき、彼女自身が何者かに急襲され…。手段を選ばない捜査で数々の犯人を逮捕してきた八神も、ここで終わりなのか?

【著者紹介】
深町秋生 : 1975年、山形県生まれ。2004年、「果てしなき渇き」で第3回『このミステリーがすごい!』大賞を受賞し、翌年デビュー。同作は映画化された。『卑怯者の流儀』『地獄の犬たち』は第19回、第20回の大藪春彦賞候補作品(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • いつでも母さん

    これを修羅と言うのか八神瑛子。『狂犬と化した宿敵との最後の戦い』この帯にドキドキするも、確かに狂犬はいた。老任侠に媚び、ただのゴロツキだと侮っていた私は最後に騙された。だがこれでヤクザ社会が崩壊したわけではないだろう。また新たな犯罪組織が跋扈するだろうこの世界で、八神瑛子は何度でも「悪党叩き続ける」はずだ。その姿を何度でも、待っていたいのは私だけじゃないはず。そこにはもちろん里美の姿もあってほしい。富永署長の好感度が上がってニヤリとしたが、前作ほどスカッと感は無かったかなぁ(どんだけ欲してるんだ私)

  • しんたろー

    八神シリーズ5作目は、前作から4か月後…ヤクザの抗争と元警察官襲撃事件が絡み合う展開がスリリングで、辛い事件の前作を引きずらずに瑛子も飛ばしていて気持ち好い。これまでに多くの魅力的なキャラが死んでしまった印象だったが、里美が美味しい役どころで活躍するし、富永署長の意外な奮闘も嬉しい。先輩・川上もイイ味だしていたし、ゲストの門倉、片浦、香麻里のキャラも面白い。劇画チックで感動とは無縁だが、現代の東京に程好くヴァイオレンスと哀愁をまぶした好シリーズだと思う。さて、次巻はどんな敵が瑛子に立ちはだかるか楽しみ🎵

  • たっくん

    警視庁上野署組織犯罪対策課警部補八神瑛子、署内群を抜く検挙率を誇るエース刑事。「八神金融」警察官に低利貸し付けを行い機密情報を得る「裏の顔」をもつ悪徳刑事・・秋葉原の住宅街、覚せい剤の密売拠店を急襲、大量の証拠品を押収に成功したころ、池之端交番で夜勤の巡査が襲われる。まや品川の病院、障害係の元警察官の銃殺事件が発生。相次ぐ警察官の事件に暴力団の影を見た瑛子は・・東京東部の任侠有嶋千波組長、広域暴力団印旛会籠島会長そして元自衛官内倉。瑛子との凄まじい死闘。「組織犯罪対策課八神瑛子」シリーズ、面白く読了した。

  • future4227

    シリーズ5作目。前作のラストでいつも追いかける立場の八神瑛子が珍しく追われる側に。八神を抹殺するために刺客を送り込むヤクザの親分。襲撃者との壮絶な闘いが繰り広げられる。凄まじい暴力の連続に読んでいてげんなりしてくるが、八神の強靭な肉体と精神に読んでいる自分も励まされてついつい読み進めてしまう。正義の味方と呼べるほどクリーンじゃなく、悪徳警官というほどワルではない微妙な立ち位置ではあるが、信念に突き動かされている八神はやはり魅力的だ。彼女の戦いはまだ続きそうだ。

  • ずっきん

    瑛子ちゃん♡第5弾。前作の衝撃から四ヶ月後、侠客が狂犬に成り果てる。ゆけ、瑛子ちゃん!里美!英麗! 三下の妻まで加えて、まー、女たちのかっこいいことったら。あー、面白かった。こんなドロッドロの舞台で暴れまくる女を書けるの、深町氏だけじゃない?なんて思うのだ。だがしかしだ、ヤツがいない穴埋めができていない。かっこいいオトコも切望してしまうのはワガママなのか? 読めば読むほどヤツが恋しい。一番キャラが光ってたの片倉なんだもん。小粒がいっぱいいてもかなやしねえ! ああ、ヤツに会いたい。

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