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ヤマ師 裸一貫から一代でトヨタ・松下・日立を超える高収益企業を作った破格の傑物「山下太郎」のすべて

深澤献

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784478123034
ISBN 10 : 4478123039
Format
Books
Publisher
Release Date
August/2025
Japan

Content Description

「週刊ダイヤモンド」元編集長がどうしても書き残さずにはいられなかった男──。

億万長者と無一文を何度も繰り返し、油田を掘り当て日本を救った「アラビア石油」創業者、山下太郎。

日本経済史「影の主役」を掘り起こした驚愕のノンフィクション小説!!!


【山下太郎の主な実績】
・オブラートの特許取得・売却で3億円
・外務省を巻き込んだ鮭缶輸入で400億円
・大正の米騒動で政府黙認の米密輸を画策
・満州の住宅事業で6兆3000億円
・日本初の「油田採掘利権」を獲得し法人所得日本一に

戦後日本にとって、資源確保は国家の命運を握る最重要課題だった。その中で、誰もが不可能と考えた中東の石油利権を手にし、“日の丸油田”を実現させた怪物が山下太郎である。山下は、時代の荒波に翻弄されながらも常に果敢な挑戦を続けた“ヤマ師(投機家)”だった。常に「無謀」と言われ、周囲から胡散臭い怪商と揶揄されながら、己の信念と「人間植林」という独自の人脈構築術、交渉術を武器に運命を切り拓いてきた。

日本の経営者やリーダーはフロンティアスピリットを失いつつあると言われる。若い頃に「誰もやったことのないことを成し遂げる人生」を誓い、生涯を賭してそれを実現した山下の生き様は、令和を生きる次世代のリーダーたちを確実に刺激する。

「無茶でもやるしかねぇんだよ。」

【著者紹介】
深澤献 : 1966年広島県出身。1989年ダイヤモンド社入社。「週刊ダイヤモンド」でソフトウェア・流通・小売り、通信・IT業界などの担当記者を経て、2002年10月より副編集長。2016年4月よりダイヤモンド・オンライン(DOL)編集長。2017年4月よりDOL編集長との兼任で「週刊ダイヤモンド」編集長。2022年2月に環境系スタートアップのTBMに転じた後、2024年4月よりダイヤモンド社に復帰、論説委員などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • imagine

    そんな人物がいたのか!という驚き。扉でフィクションだと宣言しているが全て実名表記。資料を丁寧に掘り起こした一級の人物伝だ。著者は経済誌の記者。星の数ほど取材したであろう財界人の中から、なぜ故人である山下太郎に惹かれたのか。それは太郎の挑戦が、過剰な安全意識で萎縮している今の時代に希望を与えるものであったからだろう。かつては太郎に批判的だった御用学者が、時を経て教え子に伝えていた太郎の信念こそが、著者のメッセージだと受け取った。松岡洋右の知られざる一面を描いている点も非常に興味深く読んだ。次作も大いに期待!

  • 長谷川浩之

    すごい本でした。一気に読みました。最後に泣きました。

  • モビエイト

    アラビア石油は知っていましたが、山下太郎氏は全く知りませんでした。ヤマ師と呼ばれながらも日本の為に最後は運良くカフジ油田を掘り当ててアメリカのメジャー相手に大金星をあげたのだと思いました。

  • いわて

    日本企業ではじめて中東のサウジアラビアとクウェートで石油の採掘権を取得した、アラビア石油の山下太郎氏の伝記。連続起業家っていうのかな。巻末の参考文献からわかるように緻密な取材をもとに生まれた、プロジェクトXのような一冊。人心掌握に長け、人たらしの見本だな。78歳で亡くなった太郎は、60歳で石油会社おこして71歳で掘り当ててる。もっとアラビア石油のエピソードが読みたかったな〜〜12回連続ドラマだとしたらようやく11回で石油を掘り当てた感じだった。

  • 静岡茶

    ホリエモン推薦書。まさに桁違いの傑物の人生。この人がいなければ日本の高度成長期はなく、先進国入り出来なかったんではなかろうか。

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