東南アジア先史時代の海域ネットワーク 南海の耳飾

深山絵実梨

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784639027690
ISBN 10 : 4639027699
フォーマット
出版社
発行年月
2021年09月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
357p;27

内容詳細

東南アジアの地域と時代により様々な様相をみせる耳飾―〓状耳飾/四つの突起を持つ〓状耳飾/三つの突起を持つ〓状耳飾/双獣頭形耳飾。その形態・時空間分布・編年・製作技術・製作体系・素材選択の分析を通して先史時代海域ネットワークの成立と展開を解明し、当地における人間活動の動態を浮き彫りにする。

目次 : 序章/ 1 研究史/ 2 南シナ海周辺地域の地誌と歴史的背景/ 3 対象資料と年代観/ 4 耳飾の形態分類と時空間分布および編年/ 5 耳飾の製作技術復元と穿孔技術の分析/ 6 耳飾の素材分析からみた資源選択と利用/ 7 耳飾の形態・技術・素材から復元する製作体系の変遷/ 8 南シナ海周辺の地域社会における耳飾の機能と受容/ 終章 南シナ海周辺地域の先史時代海域ネットワークと回遊職能民

【著者紹介】
深山絵実梨 : 2009年早稲田大学第一文学部考古学専修卒業。2013年〜2015年日本学術振興会特別研究員DC2。2017年〜2020年東京藝術大学社会連携センター特任助手。2020年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程考古学コース修了、博士(文学)。2020年より日本学術振興会特別研究員PD(立教大学受入)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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  • 遊動する旧石器人 さん

    2021年10月15日初版発行。レンタル。先史時代の東南アジアにおける耳飾を軸としたネットワークに関する博論を基にした1冊で、玦状耳飾に興味があり、且つ中華帝国とその周辺にも関心がある自身が読みたかった1冊。東南アジアにおける耳飾について、すごく勉強になり、こうした中華帝国と接する地域におけるネットワーク(特に海を介した)については、楽浪郡以東地域でも大いに参照されるべき示唆を多分に含む。とても有難い研究書である。ただし、不案内なABCや数字を用いた形態分類や「編年」の概念については、吟味が必要である。

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深山絵実梨

2009年早稲田大学第一文学部考古学専修卒業。2013年〜2015年日本学術振興会特別研究員DC2。2017年〜2020年東京藝術大学社会連携センター特任助手。2020年早稲田大学大学院文学研究科博士後期課程考古学コース修了、博士(文学)。2020年より日本学術振興会特別研究員PD(立教大学受入)(

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