文豪と京の「庭」「桜」 集英社新書

海野泰男

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784087207699
ISBN 10 : 4087207692
フォーマット
出版社
発行年月
2015年01月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
236p;18

内容詳細

なかじまゆか、初の画集!「パパのいうことを聞きなさい!」の文庫イラストはもちろん、アニメ版権イラスト、SD&GO!掲載のイラストまで「パパ聞き」のすべてを収録。「パパ聞き」以外の美麗イラストも多数収録!カバーは描き下ろしです。

【著者紹介】
海野泰男 : 1938年、静岡県出身。常葉学園大学元学長。東京大学文学部国語国文学科卒業、同大学院修士課程修了。麻布高校教諭等を経て、1984年に常葉学園大学教授。2002年、学長に就任。同大学名誉教授、常葉学園名誉学長。専門領域は国文学(平安文学)、美術史(西洋絵画)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • メタボン さん

    ☆☆☆☆ 文豪の名文を通して日本人の感性、京都の桜や庭園の美に触れられる。子規亡きあと訪れる京都の寒さが強く印象に残る漱石の「京に着ける夕」や、吉井勇の歌は読んでみたい。川端康成や谷崎潤一郎の京都への思いは言うまでもないだろう。立原正秋にも興味を持った。

  • 田中峰和 さん

    著名な文豪の書いた文学作品を通して、京都の桜と庭園を紹介する。著者は大学教授だけに知的探求心を満足させてくれる。子規との友情がよほど深かったのか、漱石は下鴨神社「糺の森」で心の寒さを覚える。谷崎潤一郎といえばエロス。「平安神宮」の紅枝垂れ桜にエロスの憧憬と拝跪を秘める。「細雪」では一家そろって大沢の池の花見を年中行事としていた。雪子とその姉妹の美しさと桜の絶景は見事な演出といえる。京都に来て漱石は子規を想う。英国留学中に亡くなった子規。「ぜんざい」の赤提灯を見て食い意地のはった子規を懐かしむ。

  • 紫暗 さん

    小説に限らず、エッセイなど、あらゆる作品で文豪が桜や日本庭園について書いてあるものを紹介してくれている一冊です。これを読むと庭や桜を見に行きたくなるのはもちろんのこと、文豪の作品も読みたくなります。小説からだけではわからない作家の思想なども垣間見え、文豪達の作品の楽しみ方が増えたような気がしました。

  • 拓陽(いっぽまえへ) さん

    期待して読んだが、没頭するまでには至らなかった。ただ、第3部の仙洞御所(三島由紀夫)、修学院離宮(大仏次郎)、桂離宮(井上靖 他)は期待していた内容に近かったのでなかなか面白かった。桂離宮は実際に見ていたので、想像もしやすかったのだが、体感していないと、もしくは庭などに知識がないとなかなか入り込めないなと感じた。また、紹介されている場所へ行った際に読み返すとこの本の有難さが引き立つのだろうけどね。

  • Tadasu Nunotani さん

    与謝野晶子は「桜月夜」という新語を詠み込むなど 和歌の世界でも近代勃興を表現したと回答してバツ付けた教師は 間違いだったと仇討ちを果たした気分になりましたw

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海野泰男

1938年、静岡県出身。常葉学園大学元学長。東京大学文学部国語国文学科卒業、同大学院修士課程修了。麻布高校教諭等を経て、1984年に常葉学園大学教授。2002年、学長に就任。同大学名誉教授、常葉学園名誉学長。専門領域は国文学(平安文学)、美術史(西洋絵画)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載さ

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