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諦めきれない恋の橋 ディアプラス文庫

海野幸

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784403525520
ISBN 10 : 4403525520
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2022
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

親友の高峰を想い続けて十一年。もうすぐ片想い歴が人生の半分を超すと気づいた尚哉は、高峰が突然大好きな酒をやめると言い出したのを機に、自分も“高峰断ち”しようと思い立つ。強面で愛想はないが、いつだって小食で偏食な尚哉の世話を焼いてくれる高峰。恋心は増すばかりで、物理的に距離を置かなければ諦めるなんてできそうもない。ところがそう決意した途端、高峰が頻繁に連絡してくるようになって…?

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • きょん

    小学校から続く片想いを隠し、友人であり続けた受が23歳の誕生日を節目に諦めようと動き始めたら、やたらと攻が押してきて混乱するのがじれったくて良い。母親と祖母の父親を巡る代理戦争のとばっちりで偏食と小食になってしまった受は気の毒だと思うけど、20代は良くても年を取ったら体を壊しそうなので、ぜひ攻に料理上手になっていただきたいところ。

  • 海野さんの文章は登場人物の関係性と進行が丁寧で、読んでいてストレスがないなぁと思います。ストレスはないものの尚哉君、キミほんとヘタレです。BL作品界隈でいつもは「わかった、君たち一旦落ち着こう」と眉間にシワを寄せる私ですが、今回ばかりは「ガーッといけ、怯むな、ガーッとだ!」「チッ、またできねーのかよ」と声を荒らげる事もしばしば。そんな興奮を楽しみながら、最後まで読ませていただきました。

  • tanya

    作家買い。前半雑誌で読了済。長年の片思いから恋愛に発展した後の展開がジレジレして長かった。カッコつけずに素直が一番でしたオチ。楽しかったです。

  • beniko

    小学校時代からの同級生の藤生と高峰。筋金入りの偏食・小食の藤生を気遣ってくれる高峰に片思い歴10年以上の藤生の想いが健気で一途で、10年たっても褪せることなく高峰を好きな気持ちが伝わってきた。諦めるため、藤生が高峰と距離を置こうとしたら、逆に高峰が積極的になる展開。諦めと期待が入り混じる心理が絶妙でした。藤生の幼ない頃の食の環境を思うと食べること興味持てなくて当然。。恋の橋のジンクスにドキドキが増した。後半の書き下ろしは両想いになってから。高峰一筋だった藤生には無理ないこととはいえ、あまりに奥手過ぎ。

  • なみ

    リーマンの話に飢えてたので読めて嬉しい。なんの味付け(ファンタジー要素など)ないってところも嬉しいところ。受の右往左往している言動を追っていくのがとても楽しかったし、妙に開き直るというかポジティブなところとかコメディタッチな内容が海野さんらしい。

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