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みんなの知らない世界の原子力

海外電力調査会

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784905217626
ISBN 10 : 4905217628
Format
Books
Release Date
April/2017
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

あの国の事情、この国の思惑…原発をめぐる世界の国々のはなし。

目次 : 1章 脱原発を決めた国/ 2章 原発の利用を続ける国/ 3章 世界の原発を考える/ 4章 福島事故と安全性/ 5章 廃棄物はどこへいく/ 6章 原発ゼロということ/ 7章 3E+S+2Pという考え方

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • おさむ

    日曜の各新聞の書評欄は、掘り出し物の本に出会える貴重な機会。毎日新聞で紹介されていた本著は、世界の原子力事情がきめ細かく、わかりやすく説明されている良書でした。それぞれの国が悩みながらも原発を選んで来た歴史があり、どの国もいまだ核廃棄物の処分場が決まっていない。フクシマの事故が起きた事などから、ドイツ、スイス、イタリア、ベルギー、台湾が脱原発を決めた。欧州の国々は隣国から電力を輸入できるが、島国の日本はできないので単純比較はできない。資源がない日本だからこそエネルギー安全保障の視点の必要性も説いています。

  • くものすけ

    原発を止めようとする国(ドイツ、スイス、台湾)、原発利用を続ける国(フランス、イギリス、ロシア)などの例を列挙し、決定に至ったそれぞれの国内事情を分かり易く解説しています。編者はどちらかというと原発推進派?日本が原発を止めて化石燃料他に頼った場合、電力会社が備蓄する天然ガス15日、石炭31日、石油88日で枯渇すると。ウランは2年分を備蓄!燃料の輸入が完全にストップするリスクは低いとは言えゼロではない。その場合完全に日本の経済活動、生活はストップという未曽有の状況は、本当に原発推進で打開可能なのだろうか!?

  • takao

    世界の現状をニュートラルに

  • 銀子

    海外電力調査会の編著本。世界中の原子力発電所の経緯と現在までを脱原発を決めた国と継続中の国ごとに整理し、廃棄物の問題と福島の事故、エネルギー安全保障上の問題、再エネについて論考しやすい章立てで構成されています。イデオロギーに偏らず、原子力の現在とエネルギー問題の「正確」な情報を網羅的に頭に入れたい方はお勧めできる一冊。脱原発の議論をするのであれば、せめてこの本の情報程度は抑えておきたい。

  • はま

    子どもや孫の代まで日本が安定したエネルギーを教授できるためにも、安全性を前提にして、世界は自国の資源環境を踏まえて、原子力の維持あるいは廃止を選択していることを理解しておくことの大切さを伝えてくれている。資源の少ないこと、島国で他国からの電力融通が期待できないという日本においては、世界の動向、例えばイギリスやフィンランドなどを手本に全国民が当事者意識を持って原子力を含めたエネルギーミックスによる政策を考えるきっかけになる本である。

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