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日本の医療この人を見よ Php新書

Takeru Kaido

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784569799377
ISBN 10 : 456979937X
Format
Books
Publisher
PHP
Release Date
April/2012
Japan

Content Description

「動かなければいけないときは動く」の信念で、埼玉県の交通事故死激減の立役者となった救命救急医。自ら開発した器具で三〜四分で終わる白内障手術を行う眼科医。相対的倫理より患者の人生を重視する代理出産の旗手‥。日本の医療を動かす人たちをゲストに招いたトーク番組、「海堂ラボ」をついに書籍化。Ai導入を巡る著者と法医学者の論戦、大学病院を黒字にした院長の経験談などさまざまなテーマに目を配り、キャスターを務めた著者が「超絶的な自画自賛」を行う理想的な番組を紙上再現。

目次 : 人の生命を等しく尊重する社会へ―國松孝次/ Aiを活用し死から学び、医療に役立てる―山本正二/ 紅蓮‐国民に安心を、医療に信頼を―足立信也/ “超”一流で日本一―北島康雄/ 動かなければいけないときは動く―堤晴彦/ 国民のために、正当な医療を守る―木ノ元直樹/ より強く、より優しい治療を目指して―辻井博彦/ 最高の手術を―赤星隆幸/ 相対的な倫理よりも、患者の人生―根津八紘/ 犯罪対策は社会の大きな柱―藤田眞幸/ 笑顔と思いやりは薬以上に大切なもの―大友仁/ 慰められるより慰めることに喜びを得る―香山リカ

【著者紹介】
海堂尊 : 1961年生まれ。外科医、病理医を経て、現在は独立行政法人放射線医学総合研究所重粒子医科学センター・Ai情報研究推進室室長。第4回「『このミステリーがすごい!』大賞」大賞受賞、『チーム・バチスタの栄光』(宝島社)で2006年デビュー。2008年『死因不明社会』(講談社ブルーバックス)で第3回科学ジャーナリスト賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • レモン

    周りからは破天荒に見えても、ひいては患者のために医療を良くしようと奮闘する医師たちを知ることができ、ありがたい。そんな医師と著者が対談したテレビ番組を書籍に纏めたもの。映像も観てより理解を深めたかった。フィクションだから有り得ると思っていた速水先生のような医師が実在していたとは。海堂さんが作品内で目の敵にしておられる法医学教室教授との熱い対談もあり。先端的がん治療や代理出産、大学病院経営、救急医療など興味深いテーマが盛りだくさん。東日本大震災で奮闘した現場の医師の生の声も興味深く、関連本も読みたい。

  • かいちゃん

    このテレビは見ておきたかったな、と読んでから思った。みんな情熱的で医療を浴しようと真剣だった。僕もがんばんなきゃなと思えた。

  • ちゃちゃ

    ジェネラルみたいな人は本の中だけ・・・。と,思っていたら,本当にいましたよ!ジェネラルが!「動かなくてはならないときには動く」って,当たり前だけれど,中々そうはいかないのが現実・・・。「あ,ごめん,まちがっちゃった。」では済まされない場所で日々真摯に闘っている方々の姿に頭が下がります。

  • うさうさ

    『海堂ラボ』というテレビ番組を書籍化したもの。医療に携わる様々な方から話を聴く。こんな真面目な番組をやってたのね。すごく面白かった。救急救命医の先生、やっぱり速水先生の実在モデルだったのねぇ。衝撃的だったのが、代理出産をしてる産婦人科医。小説では読んでるけどまさか本当にしてるとは。妊娠に関してはあまり医学が深く入ってはいけない領域のように感じてるので、夫婦以外の第三者を巻き込んだ事に驚き。子供を産めないのは、子宮がない人だけではないので、それはもう運命じゃなかろうか。望めば全て手に入るわけではないと思う。

  • かのこ

    Aiをはじめとするさまざまな医療・医学の問題に真っ向から取り組むゲストとのやりとりを通して、今日本が抱える医療問題を身近に感じることができました。この番組はしがらみなくものが言える場所で本人が絶賛するほどの出来栄えだったそうで、映像で見てみたかったと思いました。海堂氏の医療ミステリーシリーズも、根底にある主義主張を知ってから読むとさらに奥深く楽しむことができます。

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