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ないた赤おに

Hirosuke Hamada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784082990107
ISBN 10 : 4082990100
Format
Books
Publisher
Release Date
March/2005
Japan
Co-Writer, Translator, Featured Individuals/organizations
:

Content Description

人間と仲良くなりたいさびしがりやの赤おに。悪役をかって出た親友の青おに。やがて村人たちは赤おにの家を訪れるようになるが…。登場人物の心の変化が、美しい情景とリズムのよい会話とともに丁寧に描かれた名作。

【著者紹介】
浜田廣介 : 1893年山形県高畠町に生まれる。早稲田大学在学中に大阪朝日新聞の懸賞新作お伽話に応募した『黄金の稲束』が一等に入選。それを機に児童雑誌『良友』に寄稿を始める。早稲田大学英文科卒業後、『良友』『幼年之友』の編集者を経て1923年より作家活動に専念。『むく鳥のゆめ』『りゅうの目のなみだ』など1000篇に及び童話、数多くの童謡を残し、日本のアンデルセンと称される。1973年80歳で永眠。1989年故郷の高畠町に浜田広介記念館が開設された

nakaban : 1974年広島県生まれ。絵画を中心に装画、デザイン、絵本、アニメーション映像、音楽など、垣根のない活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • haru

    図書館本。切ない内容は子どもの時読んでいたので知っていましたが、大人になって読むとまたいっそう心にずっしりきます。友情って素晴らしい、でもその友を失うってことは本当切ないです。

  • ほっそ

    今更だけど、いいお話でした。この本の絵に関しては、特に表紙がすばらしいと感じました。

  • しゃちべえ

    コタに、というより、自分が読みたくて借りた絵本。昔、読んだような記憶があるけど、漫画の中でこの物語が描かれることがあって(スケダン、俺物語…)改めて読みたいな、と思っていたので。絵が、大人向けかもしれないけど、わたしは好きだなーと思った。ストーリー展開を知っていても、改めて読んで、じわじわっときた。コタの反応も見たかったけど、読み聞かせる機会がなかったのが残念。節分過ぎたらかりてみようかな。

  • 邑尾端子

    不朽の名作。大人になってから読むと、また違った感想が生まれる。赤おにと人間たちの友情は、常に飾り続けお茶を出し続けることで成り立つ、ある意味で虚飾の友情でもある。それを得るために赤おにが失ったものが真の友情だったと思うと、切ない

  • 読生

    青くんは諦めている。 赤くんのために考えることはできるけど、その方法は根本的になんとかするのではなく、まやかしを利用するもの。 そんな方法でも人間はコロッと考えを変えるということも、青くんを諦めの境地に立たせているのかもしれない。 赤くんの考えは鬼の常識外のことなんだろうか。 それにしては青くんがすぐに受け入れすぎな気もする。 鬼世界全体が、目先のことしか見えてない人間のありように絶望しているのかもしれない。

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