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天子蒙塵 3 講談社文庫

Jiro Asada

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784065228371
ISBN 10 : 4065228379
Format
Books
Publisher
Release Date
June/2021
Japan

Content Description

政争に敗れ欧州に渡った張学良。亡命なのか帰国するのか、世界が注目する中、馬占山が、吉田茂が張学良の前に現れる。一方、満洲国の執政として、皇帝に即位する日を待ち望む溥儀と婉容の心のよりどころは、「魔法使い」甘粕正彦と、清朝の老臣、梁文秀だった。龍玉なき満洲の地で、夢を掴む者は誰なのか。

【著者紹介】
浅田次郎 : 1951年東京都生まれ。1995年『地下鉄に乗って』で第16回吉川英治文学新人賞、1997年『鉄道員』で第117回直木賞、2000年『壬生義士伝』で第13回柴田錬三郎賞、2006年『お腹召しませ』で第1回中央公論文芸賞と第10回司馬遼太郎賞、2008年『中原の虹』で第42回吉川英治文学賞、2010年『終わらざる夏』で第64回毎日出版文化賞、2016年『帰郷』で第43回大佛次郎賞をそれぞれ受賞。2015年紫綬褒章を受章。2019年、文学界への貢献で、第67回菊池寛賞を受賞した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • KAZOO

    史実ばかりかと思っていましたが、満州に行こうとする少年や逃避行をする男女なども出てきます。またココシャネルも出てきたりして場を盛り上げてくれます。吉田茂、甘粕正彦なども出てきます。相変わらず石原莞爾はあまり正体がよくわからない感じがします。張学良や溥儀の動向なども書かれています。

  • あきぽん

    溥儀、張学良、日本人家出少年などいろいろな人の複眼的視点からとらえた1933年満州情勢。川島芳子やココシャネルなど時代を彩る強い女も登場。歴史が古く国の大きい中国の近代化は、それはそれは長くて大変なものです。習近平国家主席は果たして今龍玉を掴んでいるのでしょうか?

  • Die-Go

    図書館本。太太があの方とは!日本と満州勢力が入り乱れて混乱を巻き起こす。謀略と暴力とがそれをますます助長する。★★★★☆

  • yamatoshiuruhashi

    お話としてよく構成されている。史実をベースに作り上げたフィクション。というか、フィクションの時代背景が史実であり、ファンタジーではないということだが、どうもここまでくるとお話がファンタジーのように見えてくる。満州国の意義、日本軍部の暴走などについてさほど違和感はないが、張学良がそれほどの深い大人物だったのか。袁世凱だけが軍閥の悪者のように設定されているが張作霖とどれほどの違いがあったのか。毛沢東がほんの少し名前が出てきて本連作の中で頭出しをしているが、今後どう描かれるか興味あり。

  • Book Lover Mr.Garakuta

    歴史に明るく無いので、この手の小説は、歴史探求に大いによく、又読み物としても、面白いですね。世界抗争の果てにあるものは、栄光か、没落か。中国を中心に物語は最終巻へと突入する。

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