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危機を乗り越える力 ホンダf1を世界一に導いた技術者のどん底からの挑戦

浅木泰昭

Product Details

Genre
ISBN/Catalogue Number
ISBN 13 : 9784797674453
ISBN 10 : 4797674458
Format
Books
Release Date
March/2024
Japan

Content Description

F1最強パワーユニットと軽自動車「N-BOX」を
生んだ、稀代のエンジニアによる
唯一無二のリーダー論!

ホンダに30年ぶりのF1タイトルをもたらしたパワーユニット開発の陣頭指揮を執り、9年連続で軽自動車販売トップを独走するN-BOXの生みの親でもある元ホンダ技術者が、プロジェクト成功の真の舞台裏を明かす。

第2期F1時代の奮闘エピソード、ホンダ創業者・本田宗一郎さんとの思い出、初代オデッセイ、N-BOXの開発秘話、どん底からのF1プロジェクト立て直し、F1復帰に向けた「蜘蛛の糸作戦」の全貌、アストンマーティン・ホンダの勝算など。

芸能界随一のF1ファン、堂本光一氏との
スペシャル対談も収録!

〇目次
第1章 ホンダ入社と第2期F1 世界トップの現場で得た教訓と自信
第2章 V6エンジン開発と初代オデッセイ 閉ざされた出世の道と技術者人生最大の危機
第3章 N-BOXがヒットし続ける理由 コストではなくコストパフォーマンスの勝負
第4章 定年半年前に再びF1へ ホンダの未来のために若手に何を残せるか
第5章 F1復帰への「蜘蛛の糸作戦」 リーダーに不可欠な成功のためのストーリーづくり
第6章 未来のF1とホンダの新たな挑戦 アストンマーティン・ホンダは勝てるのか
第7章 ホンダの存在価値と日本の危機 尖った才能を持った変わり者を組織の中でどう活かすか
スペシャル対談 堂本光一×浅木泰昭 なぜホンダはF1で再び世界一を獲れたのか?

浅木泰昭(あさき やすあき)
1958年生まれ、広島県出身。1981年、本田技術研究所に入社。第2期ホンダF1でエンジン開発を担当。その後、初代オデッセイ、アコードなどのエンジン開発に携わり、2008年から開発責任者として軽自動車のN-BOXを送り出す。N-BOXは、軽4輪車の新車販売台数で9年連続の首位獲得(2023年末時点)。2017年から第4期ホンダF1に復帰し、2021年までパワーユニット開発の陣頭指揮を執る。第4期活動の最終年となった2021年シーズン、ホンダは30年ぶりのタイトルを獲得する。2023年春、ホンダを定年退職。

【著者紹介】
浅木泰昭 : 元ホンダ技術者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(「BOOK」データベースより)

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Book Meter Reviews

こちらは読書メーターで書かれたレビューとなります。

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  • Atsushi Kobayashi

    文章としては、今ひとつなのですが、エンジニアとして見ると、なるほーとなります。

  • スプリント

    ホンダの著名なエンジニア浅木氏の著書です。 24年年末時点でホンダ・日産・三菱自動車の経営統合に向けた話し合いが発表されました。 それぞれの会社のスピリットはどのような融合を見せるのか楽しみです。

  • F1ファンなら誰もが知っている浅木さんの回顧録。ここまで書いちゃって大丈夫?と心配になるくらい率直に書かれている。F1ファンとして大いに楽しめた。にしても、型破りな御仁だ。浅木さんと言い、キリンの前田さんといい、時々日本企業には天才が現れる。そして彼らは大企業の屋台骨となるような商品を生み出す。これは何なんだろう?彼らに関する本を読む限り、モチベーションの源泉は出世欲や金銭では無さそうだ。使命感や責任感とも違う。彼らは彼らの仕事を心ゆくまで楽しんでいる。日本流の生産性向上の肝はこの辺にあるのかもしれない

  • しげる

    ホンダF1の不振と再起から再び撤退と復帰の裏側、リーダーの姿について。ストーリーを作って信じさせることが大事。悪く言えば騙す。成功すれば嘘にはならないな。向かい風のときに暴れるな。変わり者がはまって役立つときがある。

  • Koki Miyachi

    ホンダF1の復活の担い手として活躍。その舞台裏を本人が語っている本書は、F1好きにはたまらない。多くの関係者が関わる組織をいかに上手に動かすか、そんな点でも参考になる一冊だ。

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