本格ミステリの本流 本格ミステリ大賞20年を読み解く

浅木原忍

基本情報

ジャンル
ISBN/カタログNo
ISBN 13 : 9784523266006
ISBN 10 : 452326600X
フォーマット
出版社
発行年月
2020年12月
日本
共著・訳者・掲載人物など
:
追加情報
:
453p;20

内容詳細

ミステリ作家、評論家の参加する団体・本格ミステリ作家クラブ会員の投票により、その年もっとも優れたミステリとして決定される本格ミステリ大賞。2001年からスタートしたこの賞の受賞作に投票をした会員によって受賞作・受賞作家の論考をまとめ、本格ミステリのより濃いエッセンスを抽出する本格ミステリ作家クラブ20周年記念論集。

目次 : 2001年第1回受賞 倉知淳『壺中の天国』(千街晶之)/ 2002年第2回受賞 山田正紀『ミステリ・オペラ―宿命城殺人事件』(円堂都司昭)/ 2003年第3回受賞 乙一『GOTH―リストカット事件』(千街晶之)/ 2003年第3回受賞 笠井潔『オイディプス症候群』(乾くるみ)/ 2004年第4回受賞 歌野晶午『葉桜の季節に君を想うということ』(小森健太朗)/ 2005年第5回受賞 法月綸太郎『生首に聞いてみろ』(蔓葉信博)/ 2006年第6回受賞 東野圭吾『容疑者Xの献身』(杉江松恋)/ 2007年第7回受賞 道尾秀介『シャドウ』(円堂都司昭)/ 2008年第8回受賞 有栖川有栖『女王国の城』(波多野健)/ 2009年第9回受賞 牧薩次『完全恋愛』(法月綸太郎)/ 2010年第10回受賞 歌野晶午『密室殺人ゲーム2.0』(大森滋樹)/ 2010年第10回受賞 三津田信三『水魑の如き沈むもの』(乾くるみ)/ 2011年第11回受賞 麻耶雄嵩『隻眼の少女』(千澤のり子)/ 2012年第12回受賞 城平京『虚構推理――鋼人七瀬』(渡邉大輔)/ 2012年第12回受賞 皆川博子『開かせていただき光栄です――DILATED TO MEET YOU』(佳多山大地)/ 2013年第13回受賞 大山誠一郎『密室蒐集家』(飯城勇三)/ 2014年第14回受賞 森川智喜『スノーホワイト――名探偵三途川理と少女の鏡は千の目を持つ』(千澤のり子)/ 2015年第15回受賞 麻耶雄嵩『さよなら神様』(諸岡卓真)/ 2016年第16回受賞 鳥飼否宇『死と砂時計』(小森健太朗)/ 2017年第17回受賞 竹本健治『涙香迷宮』(蔓葉信博)/ 2018年第18回受賞 今村昌弘『屍人荘の殺人』(諸岡卓真)/ 2019年第19回受賞 伊吹亜門『刀と傘――明治京洛推理帖』(浅木原忍)/ 2020年第20回受賞 相沢沙呼『medium』(飯城勇三)

(「BOOK」データベースより)

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読書メーターレビュー

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  • ハスゴン さん

    感想とは違いますが本の触り心地が面白い!

  • engidaruma2006 さん

    本格ミステリ大賞の第1回から第20回までの受賞作(2作受賞した年が3回あるので全23作)を、本格ミステリ作家クラブの会員が細かく読み解いた評論集。私は受賞作は殆ど読んでいたが、プロの作家や評論家の集団の作家クラブが執筆陣なだけあって、思いも寄らなかった分析で感心したり唖然としたり(^-^)。特に有栖川有栖さんの『女王国の城』は当時、「面白いけど相当複雑な犯人当てミステリだなあ」位にしか思っていなかったが、もっと奥に深い意味があったのがこの本で分かった。再読しよう。分析好きな人にはこの本は最適かもです。

  • fengui さん

    大賞作3年連続読んでいたものもあればぽっかり読んでいないものもあったり。 読んでいたのは7/23。まだまだ世の中には面白いミステリがありそうですね。

  • 麻由 さん

    良くも悪くもミステリ畑の人が書いた書評集というか、自分が詳しくない分野に言及し出すとそれがピント外れに感じることがしばしば。現代の異能バトルの第一線が文豪ストレイドッグスって多分違うと思うんですけど。あとネタバレの線引きが曖昧なのは編集が仕事してないですね。他作品の書評で「medium」のネタバレかますのはあかんでしょ。「屍人荘の殺人」の書評が一番面白かったかな。

  • 風鈴 さん

    本格ミステリ大賞ももう20年なんですね。感慨無量です。色々作品があって、百花繚乱です。まだまだ読んでない作品あるので、楽しみはありますね。今年の野望は海外新訳長編も読んでみたいです。エラリー・クイーンや、アガサ・クリスティ、ディクスン・カー等々。

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